<figure id="attachment_290934" aria-describedby="caption-attachment-290934" style="width: 1377px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ed409958"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/01/69e2cf80a725c0db990a297c849ecd28.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-290934" class="wp-caption-text">16年９月、山本が主演を務める舞台を見るため神奈川芸術劇場を訪れた堀北</figcaption></figure>
<p>山本耕史（46）の快進撃が止まらない。</p>
<p>ここ最近、テレビドラマや映画のプロデューサーがキャスティングしたい俳優として「いの一番」に名前が挙がるのが山本なのだという。彼の露出ぶりを見たら一目瞭然。テレビで山本の姿を見ない日は無いといっても過言ではない。昨年だけみても――。</p>
<p><span class="strongInContent">「ＮＨＫ大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では曲者・三浦義村役を好演し、ＳＮＳなどの話題を独占しました。他にも『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜』（テレビ東京系）、『死との約束』（フジテレビ系）、『競争の番人』（フジ系）、『クロサギ』（ＴＢＳ系）などに出演。今年も『大奥』（ＮＨＫ）や舞台『太平洋序曲』など話題作が目白押しなんです」（民放キー局社員）</span></p>
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<p>数多くのヒットドラマを手掛けるフリーのドラマプロデューサーは、山本のことを「期待に必ず応える男」と表現する。昨年、連ドラや特番など７本の作品に出演している山本だが意外にも主演作は１本しかない。主役を支えるキーマンだったり、時にはヒールといった役どころが多いのだ。しかし、ドラマを見終わったころに山本は視聴者をすっかり魅了。しかも、出演作品の多くが高視聴率をマークしている。</p>
<h2>小栗旬が「座長」と呼ぶワケ</h2>
<p><span class="strongInContent">「山本の演技は主役を喰うことなく、いい塩梅の味付けをするんです。脇役で出演する際は、自分の分をわきまえているというのか……。これ以上は絶対に出しゃばらないといった、独自のルールを決めているのでしょう。『鎌倉殿の13人』で主演だった小栗旬は、山本を『座長』と称し信頼感を置いていまいした」（ＮＨＫ職員）</span></p>
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<p>収録現場においても、悪い話を聞かない。</p>
<p><span class="strongInContent">「時間厳守で台詞は完璧。収録前には、準備していた演技プランを監督にプレゼンするんです。毎回、10以上もプランを用意しているんですよ。監督のＯＫが出ても、本番でさらに絶妙なアドリブをつけ足すんです。04年の大河ドラマ『新選組！』で土方歳三扮する山本が近藤勇（香取慎吾）に対し『待たせたな』という台詞や、『鎌倉殿の13人』で演じた三浦が嘘をつくと襟元を触ると言う演技も彼のアイデアです」（同前）</span></p>
<p>制作陣が山本に対しオファーを出し続ける理由は他にもあるという。</p>
<p><span class="strongInContent">「普通、山本クラスなら主演しかやらないと駄々をこねる役者が数多いますが彼は違う。スケジュールが合えばリーズナブルな金額で出演してくれるんです。山本レベルの俳優のギャランティーはＧＰ帯（午後７時から11時）で１本200万円からですが、120万円からでも相談に乗ってくれると聞いています」（制作ディレクター）</span></p>
<p>理由は明快だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「山本は個人事務所で基本、俳優は本人ひとり。だから来る仕事は、すべて受ける主義なんです。しかも、個人だからギャラも大手と違ってフレキシブルなんですよ」（同前）</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="妻・堀北真希を振り向かせた驚きの手段"></div>
<p>山本の原動力になっているのが、妻で元女優の堀北真希の存在だ。そもそも結婚する前の山本は、芸能界で一、二を争う超モテ男として知られていた。有名女優を抱えるプロダクションは、山本を「共演者キラー」と呼び「危険人物視」されていたほどだ。</p>
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<p><span class="strongInContent">「牧瀬里穂、松たか子、スザンヌなど芸能界を彩っていた女優やタレントらと浮名を流しています。そんな山本のハートを射抜いたのが、09年に放映されたドラマ『アタシんちの男子』（フジ系）で共演した堀北でした。山本は告白するもフラれ続けたとか。一度、電話番号をゲットし喜んで掛けたら堀北の所属事務所だったなんてこともあったそうです。</span></p>
<p><span class="strongInContent">それでもめげず６年後に舞台『嵐が丘』で共演した際、ラブレターを40通も送りようやく堀北の信頼を得たといいます。実は、堀北はかなりの潔癖症で次々と相手を変える山本を当初は『不審者』と思っていたとか」（同前）</span></p>
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<p>当初、芸能界では山本の過去の女性遍歴から結婚生活は長く持たないと言われていた。ところが……。</p>
<p><span class="strongInContent">「山本は心を入れかえます。２人の子どもができると、生活環境に配慮し堀北のプライバシーを守るため群馬県へ移住。都内から車で２時間も離れているため会えない時間も長いようですが、仕事のない時は車を運転して帰っているとか。山本の身辺を週刊誌が取材しても、女性の影はまったく無かったそうです」（芸能プロダクション関係者）</span></p>
<p>堀北に対し誠意を貫いた結果、スポンサー受けもすこぶる良い山本。元「共演者キラー」は結婚を機に、超大物俳優への道を歩き出している。</p>


西 圭介

俳優・山本耕史の評価が爆上がりだ。昨年だけで出演ドラマや特番は７本。安いギャランティーでも仕事を受け独自のアイディアを監督に提案するという。元「共演者キラー」の山本が重宝されるようになった納得の理由だ

格安で仕事快諾、堀北真希へラブレター40通…山本耕史「元『共演者キラー』がドラマで大人気」の理由

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