キムタク超えのフォロワー数300万人…!「小栗旬の親戚」が中国で大人気アイドルになっていた | FRIDAYデジタル

キムタク超えのフォロワー数300万人…!「小栗旬の親戚」が中国で大人気アイドルになっていた

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俳優・小栗旬の舞台を鑑賞したというツイートともに、ツーショット写真を投稿した『INTO1』の賛多(左)(画像は賛多の公式ツイッターより)
俳優・小栗旬の舞台を鑑賞したというツイートともに、ツーショット写真を投稿した『INTO1』の賛多(左)(画像は賛多の公式ツイッターより)

いま中国でもっとも勢いのある男性アイドルグループ『INTO1』(イントゥーワン)。’21年にオーディション番組『創造営2021』でデビューを果たしたグローバルグループで、メンバー11人のWeibo公式アカウントのフォロワー数は合計3000万以上にも達している。

中国で人気のある日本の著名人のWeiboフォロワー数を見てみると、福山雅治が540万、水原希子が420万、木村拓哉が250万といった具合だ。そんな中で、300万ものフォロワー数を誇るのがINTO1の日本人メンバー・賛多(さんた・24)である。

中国の芸能事情に詳しいライターが語る。

「INTO1がデビューしたオーディション番組『創造営2021』は、韓国の『PRODUCE 101』シリーズの中国リメイク版です。これまでに3シリーズが放送され、いずれも動画配信サイトで再生回数50億回を超える中国最大級オーディション番組。世界中から集まった男性練習生約100人が共同生活を送りながら歌やダンスのスキルを磨いていく中で、視聴者による人気投票で上位11人がデビューするという過酷なルールが定められている。奮闘する練習生の姿が魅力的で、若い世代から絶大な支持を受けています」

そこで人気投票2位で見事にデビューのチャンスを勝ち取ったのが、愛知県出身の賛多だ。

「番組参加者は90人中17人が日本人。元ジャニーズJr.や動画サイトで活躍するインフルエンサーなど、中国ですでに知名度がある練習生もいました。そんな中で、賛多は中国での認知度が低かったのですが、日本国内外のダンスコンテストで優勝した実力の持ち主。番組でダンスを初披露した際には、『練習生ではなく先生なのでは?』とネットで大きな話題になりました。番組放送前、中国国内では外国人練習生をよく思っていない声も多かったですが、そのダンスの実力を見て風向きが一気に変わったのを覚えています」(同前)

賛多は、日本の有名俳優と意外なつながりがあることでも知られている。実は、俳優・小栗旬の親戚なのだ。小栗旬は中国でも知名度の高い日本人俳優の一人で、その親戚であることは現地でも話題を呼んだ。

「とはいえ、現在の人気は小栗旬にあやかったものではなく、彼自身の努力によるものです。デビューした日本人は3人。その中でもっとも注目されているのが賛多です。181cmの高身長に端正な顔立ちという中国人ウケするルックスに、人懐こい性格とノリの良さでバラエティ番組でも大活躍しています。『創造営2021』のとき、ステージ上では真面目でクールな顔を見せていましたが、普段は言葉が通じなくても他の参加者に積極的に絡んだりするかわいい一面もありました。そういったギャップが多くの人の心を掴んだのでしょう」(同前)

賛多は『創造営2021』に参加する前に、エイベックスに所属し、’19年にクリエイティブ集団『WARPs UP』(ワープスアップ)を結成。振付師やバックダンサーとして高い評価を受けていて、「中国でアイドル活動なんかしなくても、ダンサーとして国際舞台で活躍できるはずなのに」という声もあったほどだ。しかし賛多は、アイドルへの憧れから中国でのデビューを選んだ。

「賛多はデビューが決まった際に、涙を堪えながら『ダンサーにはいろんな可能性がある。それを世界中のダンサーに伝えたい』と発言している。当時はお世辞にも上手いとは言えない中国語だったが、不器用でも懸命に中国語でスピーチしている姿に感動して、収録現場にいたファンからの声援が絶えなかった。中国では、未完成の状態もしくは注目されていない状況から、自分の努力でチャンスを掴んでようやくスポットライトが当たるようになるという成長物語が好まれます。賛多もまさにこのルートの人生を歩んできたからこそ、支持されているのでしょう」(同前)

INTO1は2年間の期間限定グループのため、今年中に活動が終了する予定だ。逆輸入アイドルとして、賛多が日本で活躍する日も近いかもしれない。

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