『新しい地図』がドラマに映画にライブに本格的活動開始で浮上する「中居正広の合流」の可能性

『新しい地図』が月曜10時のフジテレビに帰って来た。

16日に放送が開始された『罠の戦争』（フジテレビ系）は、草彅剛（48）が６年ぶりに民放ドラマ主演となる作品だ。関西テレビ制作の『銭の戦争』『嘘の戦争』に続く「戦争」シリーズで草彅は瀕死の重傷を負った息子の復讐を誓う議員秘書を演じる。早くも第１話から父親の顔、秘書の顔、復讐者の顔と３つの異なる顔を演じ分けた草彅に賞賛の声が上がっている。

だが、ファンが注目したのはそこだけではなかった。

「ドラマの主題歌は、香取慎吾（45）が韓国の男性アイドルグループ『SEVENTEEN』とコラボした楽曲『BETTING』が使われています。さらに放送中のCMも香取が出演するサントリー『金麦』のCMと、稲垣吾郎（49）が出演するGMコーポレーションの『エレクトロン』のCMが流れたのです。そして現在ドラマの枠となっている月曜日夜10時のフジテレビといえばかつて『SMAP×SMAP』が放送されていた時間帯。当時を知るファンたちは盛り上がりました」（テレビ局関係者）

今年の『新しい地図』の躍進は草彅だけにとどまらない。香取は３年ぶりの個展『WHO AM I　ーSHINGO KATORI ART JAPAN TOURー』を22日まで都内で開催、今後は大阪、福岡などを１年以上にわたって全国を巡回する。さらに１月21、22日には東京で単独ライブを開催したが、３月にも神戸で同ライブを行う予定だ。

そして３人の長男ポジションである稲垣吾郎（49）は、今年話題の映画の公開を控えているのだ。

「岸善幸監督の『正欲』です。『桐島、部活やめるってよ』『何者』の朝井リョウの原作は、発表されるや否や波紋を呼び、柴田錬三郎賞を受賞しました。また昨年フリーとなった新垣結衣が稲垣と出演することで注目を浴びている作品です。稲垣は不登校の小学生の息子が世間から断絶されるのではないかと悩む検察官の父親を演じます」（制作会社スタッフ）

本誌は昨年９月にそのロケシーンを目撃していた。

都下の公園のロケ現場。公園内には20人ほどエキストラの親子連れが待機していた。

シーンは公園の中央でバトミントンに興じる小学生を親子連れが周りで見守っているというもの。稲垣は近くの木の脇でやはりプレーを観ている。

カットがかかり、メイクを直してもらっている間も稲垣はポーズを崩さずにずっと立ったまま。結局２時間弱の間、木の下に佇んでいたのだった。

カメラアングルが変わって用意された椅子に座ると、お疲れだったのか目をつむって眠ってしまっていたのがご愛敬だった。

草彅が「吾郎さんはもう役者として独自の世界観が備わっている。しかもそのサイズ感が大きくて、いつも驚かされます」と評する稲垣。今後はどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。

いずれにせよ今年は、３人それぞれがエンジン全開となるような活動が期待できそうだ。となると、浮かび上がるのが、元『SMAP』メンバー、中居正広（50）の合流だ。中居は体調不良で昨年末に２ヵ月間休養し、最近ようやく全レギュラー番組に復帰したばかりだが……。

「稲垣、草彅、香取が独立後、中居も20年３月末に独立しましたが、中居と３人との絆はいまだ強いものがあります。21年に草彅が『日本アカデミー賞最優秀主演男優賞』を受賞した際には、お祝いの連絡を入れていたそうです。今回の中居の休養中には、草彅が中居を心配して連絡を入れたと聞いています。『新しい地図』に中居が合流する可能性は、すぐにはないものの、ありえないことではないと思います」（大手芸能プロ関係者）

４人が再び揃うのを、ファンは待っている。