「イイ出会いないですかね」祝・妻が第1子妊娠!斎藤佑樹が語っていた「子どもへの思いと結婚願望」 | FRIDAYデジタル

「イイ出会いないですかね」祝・妻が第1子妊娠!斎藤佑樹が語っていた「子どもへの思いと結婚願望」

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インタビュー当時、日ハムの二軍本拠地・鎌ケ谷スタジアムで調整中だった斎藤佑樹。復活の手ごたえを掴んだからか表情は明るかった
インタビュー当時、日ハムの二軍本拠地・鎌ケ谷スタジアムで調整中だった斎藤佑樹。復活の手ごたえを掴んだからか表情は明るかった

「ハンカチ王子」斎藤佑樹(34)に、待望のお子さんが誕生しそうだ。

『女性セブン』(2月9日号)が「斎藤佑樹がパパに!妻が第1子妊娠」と報道。斎藤は同誌に、経営する会社を通じて次のようなコメントを出した。

〈まだ実感が湧かない、というのがいまの正直な気持ちです。でも、その子に何をしてあげたらいいだろうと、ふと想像していたりします。温かく見守っていただければ幸いです〉

斎藤が結婚を発表したのは、日本ハムに在籍していた19年のオフだ。学生時代から友人関係にあった一般女性とゴールイン。結婚生活4年目でのオメデタとなった。『FRIDAYデジタル』は、結婚直前の19年8月に斎藤をインタビュー。なかなか結果が出ず決して順風でなかった現役時代の葛藤と、結婚や家庭への思いを語っていた。再録して振り返りたい(記事は一部修正しています)ーー。

「批判は注目されている証拠」

身長176cm、体重74kgとプロ野球選手としては決して体格に恵まれなかった。だがインナーマッスルを鍛え胸板が厚くなったという
身長176cm、体重74kgとプロ野球選手としては決して体格に恵まれなかった。だがインナーマッスルを鍛え胸板が厚くなったという

「報道やネットで、いろいろと批判されているのは知っています。ただ、批判があるということはボクがまだ注目されている証拠でしょう。なるべくポジティブに考えるようにしているんです」

斎藤佑樹が話す。早稲田実業時代に甲子園を、早大時代に神宮を沸かせた「ハンカチ王子」もプロ入り9年目(当時)。19年は1勝もあげられず、13年以降の7年間でわずか4勝と壁にブチ当たっていた。だが話を聞くと、意外にも笑顔が絶えない。以下は、背水の斎藤との一問一答だ。

――表情が明るいですね。
「調子は悪くないんですよ。手ごたえを掴めましたから」

――手ごたえとは?
「3月に、アスレチックスとのプレシーズンゲームで投げたんです。2イニングだけでしたが、メジャーの強打者を抑えられた。失点は唯一の失投を本塁打された1点だけ。

ボクの球は打者が2巡目に入ると見極められますが、1巡目なら通用する実感を得られたんです。’13年に右肩を痛めてからは試行錯誤の日々。どうしたらいいか答えがわからず苦しみ焦っていましたが、ようやく自分なりの投球スタイルを見つけられました」

――今季一軍未勝利という現状をどうとらえている?
「もちろん納得はしていません。でも、以前のような先発での勝利にこだわりはない。ショートリリーフなら抑えられると思います」

――自分に足りないモノはなんだと思いますか。
「う~ん……。速球の威力ですね。変化球には自信があります。ただ、ストレートが速くないので変化球をいかせていない。もしボクに150kmの剛速球があれば、もっと変化球を効果的に使えます。30歳を超えても、ストレートの速度を上げることは可能だと思いますよ」

――ここ数年結果を残せていない。それでも一軍で投げられるのは、甲子園のスターへの「特別扱い」という声もありますが……。
「それは栗山(英樹)監督(当時)の判断ですから。ボクが言う立場にありません」

――報道やネットでは、いろいろと辛らつな批判もあります。
「愛情があるからこそ、叱ってくれるんだと思います」

――ポジティブですね。
「いやいや。『ポジティブ』じゃないッスよ。『ポジティブに考えよう』と意識しているだけです。高校時代は、マスコミに書きたてられるのがホントにイヤだった。ただ大学の監督やOBの方に、『変なコト書かれても世の中の人はほとんど気にしていないゾ』と言われたんです。それからは、ある程度聞き流すようにしています」

――落ち込むことはないんですか。
「ありますよ~。8月6日のオリックス戦で、3回4失点で降板した時はムチャクチャ悔しかった。ただ、落ち込んでいるだけでは進歩がない。この試合も、最初の2回は無失点に抑えられました。失点はすべて3イニング目。だから3回の投球だけ反省し、ショートイニングなら通用するんだとポジティブに考えるようにしました」

――野球以外では何をしているんですか。
「本はよく読みますね。最近読んだのは、『メジャーリーグの現場に学ぶビジネス戦略』。おカネの流れなど、野球ができるバックグラウンドを知ろうと思ったんです」

――今後の目標はありますか。
「先発で10勝することは難しいでしょうが、短いイニングのリリーフとして多くのゲームで活躍したい。来季は50試合以上登板したいです」

――では10年後のイメージは?
「難しいなぁ。もちろん現役でいたいですが、そうでなくても野球に携わっていたい。例えば甲子園で1000球投げた球児が、なぜ肩を壊さなかったのか研究をするとか……」

――もう31歳。そろそろ結婚の予定は?
「ボク、結婚願望が強いんです。子どもも大好き。ただ今は、朝から晩まで野球のことばかり考えているので……。早くステキな相手を見つけて、素晴らしい家庭を持ちたいんです。本当に子どもが好きなんで。イイ出会いはないですかねぇ」

現役時代から結果が出なくても、ポジティブな姿勢を崩さなかった斎藤。プライベートでも前向きな家庭を築いていただきたい。

引退後は「ボクにしかできないことがある」と会社を設立。21年12月撮影
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引退後は毎朝6時半には起きてトレーニング。「肩の痛みを気にしなくてよくなって、毎日ぐっすり眠れています」。21年12月撮影
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若手とともに午前中から練習を重ねていた。キャッチボールだけで50球ほど投げる
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下半身を鍛えるためにダッシュを繰り返す。右は19年に入団した同じ投手のバーベイト
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19年から変えたグローブ。西武・多和田真三郎モデルで横に折れやすくスムーズに投げられるという
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  • 撮影山崎高資 小松寛之

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