実は被害に遭っていた…!女優・里美ゆりあが明かす「闇バイト強盗」恐怖の一部始終 | FRIDAYデジタル

実は被害に遭っていた…!女優・里美ゆりあが明かす「闇バイト強盗」恐怖の一部始終

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被害について語る里美さん
被害について語る里美さん

全国各地で相次いだ強盗事件が、大きな注目を集めている。今年1月19日には東京都狛江市で90歳の女性が殺害されるという痛ましい事件も起きたが、一連の事件に共通するのは、SNSを通じて実行犯が集められているという点だ。これらは「闇バイト」と呼ばれ、半グレ組織や暴力団の資金源になっているとも言われる。

まったく面識のない者たちがSNSを通じて集められ、強盗に手を染める――。一般人からすれば恐怖でしかないが、実は以前には、著名人が「闇バイト強盗」の被害に遭ったこともある。’20年10月26日、人気セクシー女優の里美ゆりあさん(38)が住む目黒区のタワーマンションに10代の少年3人が押し入り、現金約600万円を奪ったのだ。

里美さんが、恐怖の一部始終を振り返る。

「自宅で一人で過ごしていたら、インターホンが鳴り、宅配業者の制服を着た男が訪ねてきたんです。私は配達の方だと思い、何の疑問もなくマンションのオートロックを開けました。部屋の前まで来てまたチャイムが鳴ったので玄関の扉を開けると、二人組の男が立っていて、そのまま押し入ってきたんです」

「1億円あるだろう」「カネを回収しにきた」

男たちは、こう言って里美さんに迫ったという。

「何を根拠に『1億円』と言っているのかはわかりませんでした。私、(’14年に)3億円を脱税したというニュースを報じられたことがあるんですが、たぶんそれで『自宅に1億円がある』と思い込んでいたのかな、と。

私が『1億円なんてないよ』と言うと、『じゃあ昔付き合っていた男の家にあるんだろう』とも凄んできました。元交際相手の住所まで知っていて、それは正確だった。だからたぶん、私の知り合いから情報をもらって自宅に来たんでしょうね……。私が部屋にいる時間帯や部屋番号も知っていたので、完全に狙われていたんだと思います。

押し入ってきたうちの一人は、『(AVを)見てたよ』『小学6年生で初体験したんだよね』とか軽口も叩いていて、犯行に慣れた感じでした。初めてではなかったんだと思います」

実行犯の一人は、イヤホンで指示役と電話をしながら犯行に及んでいたという。これは、「闇バイト強盗」の一般的な手法だ。ターゲットの家の金庫にいくら入っていたか、実行犯がちゃんと仕事を果たしているか。これらを裏にいる指示役が把握するため、一部始終を必ず実行犯に報告させるのである。

「犯人は、ずっと電話を繋ぎっぱなしにしていたと思います。電話の相手に『いまの会話聞こえましたか?』とか聞いていましたから。私を脅して家の中を物色した後、『本当に(1億円は)ないです』とも伝えていました」

「闇バイト強盗」では、実行犯は3人1組で動くのが基本とされる。押し入る役が2人で見張り・運転役が1人。実際、里美さんの自宅に強盗に入ったグループも3人で、犯行の翌日に警視庁目黒署に逮捕された。

犯行の内容を見ると、「闇バイト」の実行犯を集めて裏で操っているのは、かなりの規模の犯罪組織とみられる。これ以上の被害を出さぬためにも、一刻も早い実態解明が待たれる。

「闇バイト」を募集するツイッターの投稿。「一撃」は強盗など高額案件などを示す隠語。特殊詐欺の受け子や出し子の募集もある
「闇バイト」を募集するツイッターの投稿。「一撃」は強盗など高額案件などを示す隠語。特殊詐欺の受け子や出し子の募集もある
  • 写真共同通信社(里美さん)

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