自殺者続出のゴキブリ這う劣悪収容所で…闇バイト強盗“ルフィ”「高級和牛にカジノ豪遊」超VIP生活 | FRIDAYデジタル

自殺者続出のゴキブリ這う劣悪収容所で…闇バイト強盗“ルフィ”「高級和牛にカジノ豪遊」超VIP生活

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劣悪な収容所でも贅沢な生活をしていた渡辺容疑者(画像:共同通信社)
劣悪な収容所でも贅沢な生活をしていた渡辺容疑者(画像:共同通信社)

被害者約2300人、奪われたカネの総額35億円――。

警視庁によると、フィリピンに潜伏していた日本人の犯罪グループによる被害は甚大だという。グループの大幹部と目されるのが、フィリピン当局が「ビッグボス」と呼ぶ渡辺優樹容疑者(38)だ。全国で多発する闇バイト強盗の指示役「ルフィ」と考えられ、警察が日本への送還を求めている。渡辺容疑者が拘束されているのは、首都マニラ近郊にある「ビクタン収容所」である。

「中にいるのは、不法滞在者や海外で指名手配された逃亡犯です。フィリピン人や日本人などのアジア系だけでなく、ヨーロッパやアメリカの出身者も収容されています。環境は極めて劣悪で不衛生。最大で定員140人のところ、400人以上が収容されているといいます。すし詰め状態で、設置された2段ベッドでは場所を確保できず床で雑魚寝する人も大勢いるそうです。

ゴキブリやネズミが這いずり回り、トイレは糞尿にまみれている。1月でも気温30℃を超えるマニラで、クーラーもきいていません。収容者の大半は、暑さに耐えきれず半裸で生活しているとか。暴力やイジメが常態化し、自殺者も後を絶たないと聞いています」(全国紙国際部記者)

五つ星ホテルでカジノ三昧

渡辺容疑者が長期滞在していたという五つ星ホテル(画像:共同通信社)
渡辺容疑者が長期滞在していたという五つ星ホテル(画像:共同通信社)

一方で犯罪グループの大幹部である渡辺容疑者は、劣悪な収容所で贅沢な生活をおくっているといわれる。

「自殺者が出るような収容所でも、カネさえあれば快適に暮らせるそうです。職員へ毎月5万ペソ(約12万円)ほど渡せば、月の電気代が10万円もかかるエアコンのきいた『VIPルーム』に入れるとか。個室は専用のトイレやキッチンつきで、追加のカネを職員に払えばスマートフォンやパソコンなどなんでも手に入ります。

日本人の元収容者が『読売新聞』などのメディアに語った話では、渡辺容疑者も『VIPルーム』にいて、面会人から受け取った多額のカネにモノをいわせ優雅な生活をおくっているそうです。収容所の質素な食事を嫌い、高級和牛やマグロ1匹を仕入れ仲間と食べていたとか。おそらく豪華な『VIPルーム』でスマホやパソコンを駆使し、日本の実行犯へ指示を出していたのでしょう」(同前)

渡辺容疑者が、フィリピン当局に逮捕されたのは21年4月。逮捕以前にも、高級ホテルで豪遊していたことがわかっている。

「渡辺容疑者が滞在していたのは、マニラ最高級の五つ星ホテル(関連画像2枚目)です。毎晩のようにⅤIP専用のカジノに通い、最高級待遇のゲストとして飲食は無料だったとか。カジノでは、複数の女性が渡辺容疑者に寄り添っていたという証言もあります」(同前)

多くの人から強奪したカネで、贅の限りをつくしていた渡辺容疑者。早ければ2月上旬にも日本へ送還される予定だ。

定員をはるかに超える多国籍の人間が収容されている「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
定員をはるかに超える多国籍の人間が収容されている「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
劣悪な環境の「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
劣悪な環境の「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
劣悪な環境の「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
劣悪な環境の「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
劣悪な環境の「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
劣悪な環境の「ビクタン収容所」(画像:AP/アフロ)
  • 写真共同通信社 AP/アフロ

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