「回転ずし騒動」のウラで、へずまりゅう氏が引退宣言…“迷惑系”という存在が「終焉する日」 | FRIDAYデジタル

「回転ずし騒動」のウラで、へずまりゅう氏が引退宣言…“迷惑系”という存在が「終焉する日」

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‘21年には参院山口補選にも出馬したへずまりゅう氏だが…。
‘21年には参院山口補選にも出馬したへずまりゅう氏だが…。

「本日を持って迷惑行為を引退します」

唐突にそう宣言したのは、元祖“迷惑系ユーチューバー”へずまりゅう氏だ。

1月30日にツイッターを更新し、丸刈り&スーツ姿の写真とともに

「本日を持って迷惑行為を引退します。バイトテロやスシローなどの回転寿司問題を目の当たりにして感じました。同じ人種だと思われたくありません。へずまりゅうは迷惑を掛けて犯罪をして大成功しました。でも真面目に頑張る人が一番損しています。そんな世の中にならぬよう引退します」

と投稿。続けて

「明日から、へずまりゅうを改名してボランティアマンにします」

とつづった。

へずま氏の指摘通り、もっか社会問題になっているのが、飲食店での迷惑動画の数々だ。

とりわけ被害甚大なのは、日本の伝統文化でもある“回転ずし”。大手チェーンの『はま寿司』では他人が注文した寿司にわざびを勝手に乗せる輩が出現。同じく『くら寿司』では、1度取った寿司を再びレーンに戻す男性客の動画が広まった。

極めつけは『スシロー』で、男子高校生が湯飲みや醤油ボトルの口を舐め回す動画が一気に拡散。結果スシローの時価総額が一時的に170億円消し飛ぶなど、大損害を与えた。スシローともども被害を受けた企業は警察に被害届を提出し、厳罰を求めている。

これらテロとも言える迷惑動画が拡散されたのは、1月下旬。その矢先の同30日にへずま氏は一方的に迷惑行為引退を宣言した。

へずま氏は‘20年5月に愛知県岡崎市のスーパーで会計前の魚の切り身を食べ、1度目の逮捕。2度目は大阪市のアパレル店で購入したTシャツが「ニセモノだった」と因縁をつけ、店主を罵倒し、その様子をユーチューブ上にアップした威力業務妨害などで大阪府警に逮捕された。いわば迷惑動画投稿者の“元祖”というわけだ。

「へずま氏はSNSで寿司店への迷惑動画がバズり始めているのを見て『これはマズイ』と考えた。そこで先手を打つ形で、迷惑行為の引退、ボランティアマンへの改名を思い付いたのだと言います。

本人はネットニュースを気にしていて、現在も知名度アップに余念がない。今回の改名も“その場しのぎ”という見方が大半です」(スポーツ紙記者)

へずま氏と親交のある“青汁王子”こと実業家の三崎優太氏は1日、ツイッターでへずま氏への“厳罰”を訴えた。三崎氏は回転すしチェーン店での迷惑動画が社会問題になっていることを鑑み

「迷惑テロ行為の先駆者であるへずまりゅう等のSNSは剥奪すべきだと強く思う」

と持論を展開。続けて

「彼等の姿を見たバカ達が、『俺も迷惑をかければ有名になれる』と勘違いして迷惑行為を繰り返す。まずは根を断つべき」

と力説した。

「まさにその展開を恐れていたのがへずま氏。彼は執行猶予中の身で、現在もユーチューブで自身のチャンネルを持つことはできない。

ツイッターやインスタグラムは生きていますが、今後厳しく使用が制限される可能性がある。世の中が今回の騒動で“先駆者”であるへずま氏のことを思い出し、矛先を向けてこないか心配しているんです」(同・スポーツ紙記者)

そのへずまは2日にツイッターを更新し【拡散希望】と題し

「スシロー関係者の皆様へ。落ち込まないで元気を出して下さい」

とメッセージ。自ら

「無償で広報担当をさせて下さい」

と土台無理な提案をブチ上げている。SNSからの“抹殺”を恐れての防衛策なのだろう。

へずま氏の出現から3年余り。Googleを筆頭に巨大プラットフォームは害悪のあるコンテンツをこれまで以上に厳しく取り締まる動きを加速させている。迷惑系の冠はとっくに通用しないのだ…。

  • 写真共同通信社

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