「1万円でタッチ、2万円で最後まで」風営法違反で摘発されたメンズエステ”特別サービス”の中身 | FRIDAYデジタル

「1万円でタッチ、2万円で最後まで」風営法違反で摘発されたメンズエステ”特別サービス”の中身

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摘発されたエステサロン『ザギン』のHPには「閉店」の文字が
摘発されたエステサロン『ザギン』のHPには「閉店」の文字が

1月25日、警視庁はメンズエステ店『ザギン』経営者の男を風営法違反(禁止地域営業)の疑いで逮捕した。容疑は女性従業員に不特定の男性に性的サービスをするように指示したというもの。逮捕された男は「会社としては、そういう指導はしていないが、私が責任者で、性的サービスを行っていたのであれば、致し方ありません」と供述している。

「『ザギン』は銀座、東日本橋、市ヶ谷などにマンション25部屋を借りて営業していた都内でも有数の規模のお店です。料金は2時間2万5000円と高級店の部類に入ります。セラピストの層が厚くてキレイなコが多いという評判で2万人の会員がいたと言われています。会員には芸能界屈指のメンズエステマニアだという30代の有名俳優もいたと報じられていました。年間8億円売り上げていたそうですが、実際はもっと多かったのでは?という指摘もあります」(全国紙社会部記者)

都内では昨年の4月と7月にやはり有名メンズエステ店が摘発されている。実は、同店も今回の摘発に至るまで、昨年から何度か警察に呼び出されるなどしていたようだ。

「警察から『店側が研修などで性的サービスを指示しない』『衣装チェンジなど過激なオプションサービスをしない』などの内容を指導されたようで、それまでセラピストの衣装に使用してきたスケスケのベビードールを廃止しています。また12月には性的サービスを行わない旨の確認書を提出していたそうです。そのうえで性的サービスが行われていたことが判明したために今回の摘発となったようです」(前同)

もっとも変更された衣装も、胸の谷間が露わなTシャツにミニのタイトスカートとかなりセクシーだったという証言もあるので、そもそも店側は指導に従うつもりなど毛頭なかったのかもしれない。

では、実際に同店で行われていたサービスはどれほど過激だったのだろうか。同店を数回利用したことがあるという男性は次のように語る。

「いわゆる〝土建〟(サービスがド健全という意味の業界内での隠語)のサービスしかしないセラピストも多いので、普通に利用していたお客さんも多いと思います。でも、〝裏オプ〟と呼ばれる特別サービスを持ち掛けてくるコが多いという噂だったので行ってみたら、確かにその通りでした。私が指名した20代前半のセラピストは飯豊まりえにちょっと似たタイプのコ。細身なのに背中越しに密着されたときの胸の感触は重量級でした。でも、あまり話さなくて愛想は良くないし、マッサージもあまりやる気のない感じで、正直ハズレかな、とも思っていたんです。

ところが仰向けになり、局部付近のマッサージになると、急に彼女は触れてはいけないはずの部分にさわさわと手をかすらせてきます。私はすっかり興奮状態です。すると、見計らったかのようなタイミングで、彼女が『裏オプあるんだけど』と持ち掛けてきたのです」

その内容は、「1万追加でタッチや手コキなど」さらに「2万で最後まで」だったという。

在籍していたセラピストの中には、

「私はそういうことはまったくしないのに『裏オプないの?』としつこく迫ってくる客が多くて嫌だった」

という証言もあった。″裏オプ″を提供するセラピストの噂に、″裏オプ″を求めるお客が群がった結果、目立ってしまったために摘発──今回の事件は、そんな構図だったのかも知れない。

また、こんな話もある。

「これまで摘発されてきた店の多くは名前を変えて再オープンしています。『ザギン』も、早ければ1か月ほどで再開するのではないかとネットでは囁かれており、新店のHPアドレスに懸賞金をかける情報サイトも出てきています」(前出の男性客)

店側と当局の〝もぐら叩き〟は果てしなく続きそうだ。

摘発されたエステサロン『ザギン』のHP
摘発されたエステサロン『ザギン』のHP
注意事項には性的サービスに関する項目もあるにはあるが…
注意事項には性的サービスに関する項目もあるにはあるが…

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