フジ月10ドラマ『罠の戦争』でリンクする 草彅剛「解散騒動『SMAP×SMAP』での謝罪放送」 | FRIDAYデジタル

フジ月10ドラマ『罠の戦争』でリンクする 草彅剛「解散騒動『SMAP×SMAP』での謝罪放送」

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主演ドラマ『罠の戦争』が話題の草彅剛。愛犬クルミちゃんを抱っこして…
主演ドラマ『罠の戦争』が話題の草彅剛。愛犬クルミちゃんを抱っこして…

草彅剛にとって6年ぶりの連ドラ主演作となる『罠の戦争』(フジテレビ系)。

”戦争シリーズ三部作”と銘打たれた今作だが、草彅は前2作『銭の戦争』『嘘の戦争』で演じた”ダークヒーロー”を封印。新境地を切り開き、わずかな表情の変化で感情を伝える研ぎ澄まされた演技に称賛の声が寄せられている。

このドラマは、命懸けで尽くしてきた政治家・犬飼孝介(本田博太郎)に裏切られた議員秘書・鷲巣亨(草彅)が知略を尽くして”罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させるリベンジエンターテインメントである。

「第1話では、自分の息子・泰生が歩道橋から落ち意識不明の重体に陥った事件を『事故だった』ことにしてくれと犬飼大臣に頼まれる。静かに驚きショックを受ける亨。こみ上げる怒りを押し殺し、セリフを抑え、わずかな表情の変化や怒りに震える仕草で視聴者に訴えかける演出は見事でした。

一転、妻・可南子(井川遥)には感情を露わに復讐を誓うと、『踏みつけられたらどれだけ痛いか。教えてやる』と言って、震えながら見舞いのリンゴを握りつぶす渾身の演技は鳥肌ものでした」(制作会社ディレクター)

元々、演技力には定評があり、主演舞台『蒲田行進曲』の作・演出を務めた鬼才・つかこうへい氏から

「静かな佇まいの中にひそやかな獣が眠る大天才」

と高く評価された草彅だが、この6年の間にさらなる進化を遂げているようだ。

「以前から憑依型の俳優と言われて来ましたが、その純度が100%に高まったのが‘20年に公開された映画『ミッドナイトスワン』から。この作品で新宿のニューハーフショークラブ『スイートピー』で働くトランスジェンダー・凪沙役を演じるにあたり、草彅は難しい役だけに取材を積み重ね、資料を読み込み、撮影に臨みました。

ところがオーディションで選ばれた一果役の13歳の少女・服部樹咲の演技を見て、これまで培って来たスタイルをすべて捨てようと決心しています」(制作会社プロデューサー)

この時草彅に、何が起きていたのか。「自分は女性なのに、肉体は男性」。この難しい役を演じるために取材を積み重ねても、考えすぎると凪沙からますます遠く離れていってしまう。

そこで草彅は、”自分では変えられない運命の下で抱える悲しみや苦しみ”に置き換えれば、誰にでも起こりうることと考え方を変換することで”100%憑依”する、新たな役作りの極意を編み出している。

そんな俳優・草彅剛の新たな魅力が炸裂する場面が、第3話にも訪れる。

「第3話で、政策秘書に昇進した亨が、息子を突き飛ばした犯人を探していることに気が付いた犬飼は、派閥の会合に亨を連れて出席。並み居る議員を前にして亨の頭からワインをかけ“恩を仇で返す人間”として糾弾。そんな犬飼に対して亨の怒りが爆発。

『力があるから、特別だから、弱いやつを黙らせるのも踏みつけるのも当然の特権だと思ってる。だけど、取るに足らない秘書にも、運転手にもそれぞれ大事なものはあるんです』。そう肩を震わせ訴えかける草彅の演技は圧巻としか言いようがありません」(前出・ディレクター)

しかしこのシーンが、思わぬ波紋を呼んでいる。

「実は昨年12月に、月刊『文藝春秋』2023年新年特大号が発売され、番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の放送作家を務めた鈴木おさむ氏が執筆した小説『20160118』が掲載されました。その小説には、‘16年1月18日に放送された『SMAP×SMAP』におけるメンバーによる謝罪会見の舞台裏が克明に記されており、SMAPファンは元より去年、メンバーの脱退が発表されたKing & Princeファンからも大きな注目が集まっていました。

中でも直前に『今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今ぼくらはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています』というセリフを言わされた草彅に対して『残酷なセリフだとわかっていながら、(中略)それに従うしかなく、時間が迫っている中、彼の優しさに甘えるしかないと思った』と鈴木は当時を振り返り、忸怩たる思いを吐露しています」(ワイドショー関係者)

草彅剛が6年ぶりに連ドラ主演に返り咲いた『罠の戦争』。草彅の心の叫びに心奪われているのは、もはやジャニーズファンばかりではない――。

  • 島右近(放送作家・映像プロデューサー)

    バラエティ、報道、スポーツ番組など幅広いジャンルで番組制作に携わる。女子アナ、アイドル、テレビ業界系の書籍も企画出版、多数。ドキュメンタリー番組に携わるうちに歴史に興味を抱き、近年『家康は関ケ原で死んでいた』(竹書房新書)を上梓。電子書籍『異聞 徒然草』シリーズも出版中

  • PHOTO西 圭介

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