復帰のメドが立たない神尾楓珠…背景にある「事務所のお家騒動」と「大物辞めジャニの影響」

俳優の神尾楓珠（24）が大きな岐路に立たされている。

2015年にドラマデビューを果たして以来“国宝級イケメン”と称され、ドラマや映画、舞台など多方面で大躍進を続けてきた神尾。しかし、昨年12月の『劇団☆新感線』の舞台以降、仕事の降板やキャンセルが相次ぎ、大きな波紋を広げている。

「2月5日には『ヨコハマ映画祭』の表彰式が行われ、今年度の1位に『恋は光』が選出。神尾さんは最優秀新人賞を受賞しました。しかし、受賞式には姿を見せず、欠席のまま表彰が行われた。これは異例中の異例です。一部では過密スケジュールによる体調不良が噂されています。神尾さんは昨年、日曜劇場『オールドルーキー』（TBS系）など、10本以上の映画やドラマに出演していました。さらに並行して、約3ヵ月間という長丁場の舞台もこなす過密スケジュール。いつ体調を崩してもおかしくない状態でした」（スポーツ紙芸能デスク）

1月末には担当マネージャーのインスタに登場し、元気な姿を見せていた神尾。体調は順調に回復しているようだが、芸能活動再開にはまだまだ時間がかかる可能性がある。1月26日号の「週刊文春」は、所属事務所の分裂問題を報道。体調面以外にも事務所のお家騒動が復帰を妨げていると報じた。

「所属事務所の代表取締役であるT氏は、もともと大手芸能事務所に所属していたヤリ手。2018年に先代社長が亡くなって以降、現職に就任しました。しかし、T氏と事務所の折り合いは決して良くなく、たびたび独立が取り沙汰されていました。事務所内の揉め事が、神尾さんの仕事にも影響を及ぼしているんだと思います」（芸能プロ関係者）

T氏が強硬な姿勢を貫く背景には、2年半前にジャニーズ事務所を退所した、ある大物タレントの存在があるという。

「T氏は前職の縁で山下さん（智久・37）のマネジメントにも関わっています。山下さんは、表向きは個人事務所を設立されていますが、そのウラでメディア出演などの橋渡しをしているのがT氏だといわれています。実際に昨年、山下さんがNHKで初主演を務めて話題となったドラマ『正直不動産』では、T氏が大きな影響力を発揮したそうです。ビッグネームから信頼されていることもあり、T氏としても自分の力で勝負したいという想いが強くなっていったのでしょう。もし独立となれば、人気と実力を兼ね備える神尾さんは是が非でも引き抜きたいはず。そういった経緯で、復帰が遅れている可能性はあります」（同前）

果たして神尾の本格的な復帰はいつになるのか。少しでも早く、“国宝級スマイル”が戻ってくることを願うばかりだが……。