堺雅人主演 7月『日曜劇場』に盟友・香川照之の「名前ナシ」…条件は揃ってもテレビ復帰が難しいワケ | FRIDAYデジタル

堺雅人主演 7月『日曜劇場』に盟友・香川照之の「名前ナシ」…条件は揃ってもテレビ復帰が難しいワケ

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歌舞伎の舞台での復帰は果たしたが、いまだにテレビでは活動できていない香川照之
歌舞伎の舞台での復帰は果たしたが、いまだにテレビでは活動できていない香川照之

TBSの7月『日曜劇場』が早くも話題だ――。

主役は『半沢直樹』シリーズで一躍トップ俳優に上り詰めた堺雅人。昨年末には長年所属した芸能プロ「田辺エージェンシー」から独立したことでも話題となった。

「田辺エージェンシーとの関係は良好と聞いています。これまで『半沢直樹』シリーズなどのドラマを制作するにあたり、TBSと田辺でやりとりしていたものが、現在は独立した堺さんサイドと直でやっているそうです」(芸能プロ関係者)

脇を固める俳優陣も豪華だ。

役所広司や阿部寛といった大物俳優も同時に出演。前者は’17年放送のTBS日曜劇場『陸王』に主演、後者も’15年、’18年の日曜劇場『下町ロケット』で主役を張っている。

このほか、二階堂ふみや松坂桃李らの出演も決定。二階堂については

「ここ数年、連ドラよりも映画に軸足を置いていました。その彼女が二つ返事で出るのですから、やはりこのドラマはすべての俳優にとって最高峰なのだと思いますね」(芸能プロ関係者)

また、「田辺エージェンシー」がもっか猛プッシュしている若手女優・飯沼愛もキャスティングされている。

ドラマのタイトルは公表されていないが、海外をまたにかけるビジネス系のストーリーになる見込み。長期のモンゴルロケも予定されているという。

「制作費は通常のドラマの3倍以上。文字通り、TBSの社運がかかっています。間違いなく、シリーズ化、映画化も視野に入っているでしょうね」(同・芸能プロ関係者)

そんな“お祭り”とも言うべきドラマに、これまでなら必ず名を連ねている俳優がいない。昨年、銀座ホステスへの性加害が報じられた俳優の香川照之だ。

香川といえば、堺主演の『半沢直樹』シリーズで、半沢の宿敵である“大和田常務”を好演。アクの強い芝居は「顔芸」と称され、TBSの朝の情報番組『THE TIME,』では金曜MCで起用された(のちに降板)。

「TBSと香川さんはツーカー。一連のセクハラ騒動が報じられた時も、最後まで庇っていた。社運を賭けるドラマが始まるとあって、香川さんにオファーをしていないワケがない」(テレビ局関係者)

ただし、現時点でキャスティング表に“香川照之”の名前はない。やはりテレビではスポンサーとの兼ね合いもあり、容易に出演することは難しい。伝統ある「日曜劇場」であれば、なおさらだ。

香川は性加害報道後、親しい俳優仲間に連絡し、謝罪していたという。その中には前出の役所広司もいた。香川は今冬公開予定の役所広司主演の大作映画に出演する予定だったが、不本意な形で注目されることを嫌がり、昨秋の撮影前に急きょ降板したという。

「役所さんは説得したようですが、香川さんは尊敬する先輩の顔に『泥を塗るわけにはいかない』と固辞。最後は涙ながらに思いの丈を語っていたといいます。

堺さんの7月ドラマに役所広司さんが出るのは数奇な運命ですよね。もしかしたら、どこかで香川さんが戻って来てもいいように“席”を作っておこうと考えているのかもしれません」(ドラマ関係者)

香川は歌舞伎役者・市川中車として昨年末に復帰したが、やはり“本分”はテレビ・映画俳優だろう。依然として世間の逆風は強いものの、一方で待望論があるのも事実だ。

「TBS」「堺雅人」「役所広司」――。これだけ“条件”が揃っているだけに、どこかでひょっこり顔を出しても不思議ではないのだが…。

  • PHOTO近藤裕介

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