冬といえばお鍋。そんな定番を楽しむ際には、具材と一緒に煮込むだけで本格的なお鍋を楽しめる調味料である「お鍋の素」が欠かせない。
市場規模450億円、1,000種類以上の商品があるといわれているお鍋の素。そんなお鍋の素の世界で株式会社Mizkanの『〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ』が圧倒的人気No.1商品であるということをご存じだろうか。
キムチ鍋や味噌鍋のような人気の味を抑えて、ごま豆乳鍋つゆが人気１位になっているのはなぜか。気になる意外な理由について、株式会社Mizkanに尋ねてみた。
<figure id="attachment_295342" aria-describedby="caption-attachment-295342" style="width: 4871px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="8755c537"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/02/8975dc0495d557839ce67541aaf26966.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-295342" class="wp-caption-text">圧倒的人気だというごま豆乳鍋</figcaption></figure>
マーケティング本部に所属する田中史恵さんは次のように語った。
<figure id="attachment_295343" aria-describedby="caption-attachment-295343" style="width: 513px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="ff692e75"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/02/0e54efc3455597173adb031fb10859f9.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-295343" class="wp-caption-text">たくさんのお気に入りレシピを紹介してくれたマーケティング本部の田中さん</figcaption></figure>
「『〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ』がこれほど人気になったのは、社員一同で試食して、万人受けする味になるように意識して開発していることが大きいのではないかと思います。
社員のアイデアで豆乳鍋にゴマを足してみたら、豆特有の風味を抑えて、甘い味付けにすることができたんです。甘くクリーミーな味付けに調整したことでお子さんも食べやすい味になっていますから、家族で食べやすいお鍋として人気になっていったのではないでしょうか」
「豆乳」に「ゴマ」という組み合わせの味は、Mizkanの開発にかける熱意から生まれたものなのだという。
ごま豆乳鍋以外にも、キムチ鍋の開発では本場の味を体験するために韓国へ行き、鍋専門店をはしごしたり、レシピ開発ではお鍋に合う具材を試すためおいしくなる可能性がありそうな食品はなんでも鍋に入れて試食してみたり……Mizkanの開発にかける熱意は並々ならぬものがある。
このような試行錯誤の結果、様々な新レシピが誕生。現在、Mizkan公式サイトには約6,500個ものレシピが登録されている。多くの鍋レシピを試してきたという田中さんが、特に美味しくて印象に残っているというレシピを紹介してくれた。
「公式サイトに載せているレシピはどれもおいしいんですが、私が特においしいと思ったレシピは、普通のごま豆乳鍋のレシピをちょっとアレンジした、白菜の代わりにレタスを入れるレシピです。
レタスは、社内で『白菜よりもレタス』と断言する人がいるくらい、ごま豆乳鍋にマッチする食材です。シャキシャキのレタスとごま豆乳のクリーミーさの相性が最高で、半玉くらいだったら軽く食べられるくらいおいしいんですよ。
ほかにも、ごま豆乳にラー油を入れてタンタンメン風鍋にするレシピや、キムチ鍋にレモン汁やパクチーを入れてトムヤムクン風鍋にするレシピもおすすめです」
しかし、いろんなレシピや商品の開発をするなかで、残念ながら開発意欲が空回りしてしまった商品もあるという。
「お鍋の素は、1,000種類以上の商品がありますから、メジャーな味はもう出きっちゃっているところがあって、奇抜な味を開発することになりがちなんです。
例えば、ミネストローネとポトフですかね。開発してみたものの、あまり評判が良くなかったんです。味自体はおいしかったんですが、なかなかミネストローネやポトフを家庭で食べる機会がなかったのが良くなかったんでしょうか」
たまに迷走もしてしまうようだが、アツい開発意欲をもとにたくさんのおいしいレシピを開発しているMizkan。公式サイトのレシピを見ながらお鍋を作って、今年の冬を乗りきるパワーを手に入れてみてはいかがだろうか。
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<h3>レシピ紹介その①　ごま豆乳とレタス</h3>
<figure id="attachment_295344" aria-describedby="caption-attachment-295344" style="width: 5075px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="89863efb"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/02/fec1d9a2e51506c80312d66dc7ef8997.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-295344" class="wp-caption-text">レタスはごま豆乳鍋と相性が良いのだとか</figcaption></figure>
① レタスは１枚ずつはがし、きれいに洗って、食べやすい大きさにちぎる。ミニトマトはヘタを取り、洗っておく。
② 鍋に「ごま豆乳鍋つゆストレート」をよくふってから入れて火にかける。沸騰したら、ウインナーを入れて火を通し、レタス、トマトの順に入れる。
<h3>レシピ紹介その②　ごま豆乳にラー油でゴマタンタンメン風</h3>
<figure id="attachment_295346" aria-describedby="caption-attachment-295346" style="width: 4871px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="1ad53bee"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/02/379b55996b8147ca004b4cbf274f6c46.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-295346" class="wp-caption-text">ラー油をかけるだけでタンタンメン風になるのだとか。</figcaption></figure>
① 白菜はザク切り、長ねぎは斜め切りにする。えのきだけは石づきを落として小房に分ける。その他の具材は食べやすい大きさに切る。
② 鍋に「ごま豆乳鍋つゆストレート」をよくふってから入れて火にかける。沸騰したら、水菜以外の具材を入れて火を通す。
③ 仕上げに、水菜を入れる。
④ ラー油をお好みの量加えて「味チェン！」する。
<h3>レシピ紹介その③　キムチ鍋にレモン汁とパクチーを入れてトムヤムクン風</h3>
<figure id="attachment_295345" aria-describedby="caption-attachment-295345" style="width: 2579px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="03e049c4"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/02/888bbe9d19c45a12c66f52c04e8faf59.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-295345" class="wp-caption-text">キムチ鍋にパクチーやレモン汁を入れることでトムヤムクン風鍋に大変身！</figcaption></figure>
① 豆苗は根を切り、半分に切る。パプリカは、食べやすい大きさに切る。しめじは石づきを取り小房に分ける。
② 鍋に「〆まで美味しい　キムチ鍋つゆミニパック」、水を加えて火にかける。沸騰したら、えび、もやし、ミニトマト、はるさめを加える。
③ ザク切りにしたパクチーを加えてひと煮立ちさせる。仕上げにくし形に切ったレモンを絞る。

上野裕和

冬といえばお鍋。そんな定番を楽しむ際には、具材と一緒に煮込むだけで本格的なお鍋を楽しめる調味料である「お鍋の素」が欠かせない。 市場規模450億円、1,000種類以上の商品があるといわれているお鍋の素

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