貴ノ岩と日馬富士が仲直りして元貴乃花親方だけがすべてを失った

「手打ち」の現場を直撃&実況中継

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本誌の直撃に「すみません、ちょっと急いでて……」と言いながらも、取材に応じる花田氏

「その件はまったく聞いてないので……わからないです」

1月22日夕方、愛弟子だった元貴ノ岩(28)が、元日馬富士(34)と”手打ち”を行ったことについて、本誌が尋ねると、元貴乃花親方・花田光司氏(46)は言葉少なにこう答えたのであった。

コトの発端は、1月17日夜、元貴ノ岩が元日馬富士と、赤坂(港区)の高級料亭で’17年の暴行傷害事件の”手打ち”を兼ね、食事をしたこと。この食事会は、元日馬富士からの申し出によるという。

「例の事件の後、二人の関係は断絶していましたが、付け人への暴行事件により引退を余儀なくされた貴ノ岩を心配し、昨年末、日馬富士のほうから”手打ち”を持ちかけたそうです」(相撲関係者)

傷害事件後、元貴ノ岩は元日馬富士に対し、慰謝料など2400万円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こしたが、昨年10月中に取り下げている。母国モンゴルでの家族に対するバッシングが原因だったが、元貴ノ岩のほうも徐々に態度を軟化させる兆(きざ)しを見せていた。

「当日は食事をしながら、日馬富士のほうから貴ノ岩にちゃんと頭を下げて謝ったそうですよ。貴ノ岩からすれば、日馬富士は加害者とはいえ、元横綱で自分より年齢も立場も上だった人。快く謝罪を受け入れ、むしろこういう場を設けてくれた日馬富士に感謝していたそうです」(前出・関係者)

食事は大いに盛り上がり、話題は現役時代の思い出から、互いの将来についてまで及んだという。

「日馬富士は昨年、故郷・モンゴルのウランバートルに、『新モンゴル日馬富士学園』を設立し、理事長を務めています。日本式教育を取り入れた小中高12年間一貫校です。その地下に土俵が作られており、相撲を教える予定なんです。今回、貴ノ岩に会って、『自分の学校を手伝ってくれないか?』と打診したそうです。子供たちに相撲を教えたいので、ぜひ手伝ってほしい、と。貴ノ岩はこの日は即答こそしませんでしたが、終始笑顔で、まんざらでもない感じだったそうです。そりゃそうですよ。引退後の生活に不安を覚える中、仕事の斡旋(あっせん)までしてもらえたんですから」(前出・関係者)

食事後、赤坂の料亭を後にした二人は、さらに銀座(中央区)へと足を延ばす。

1時間後の夜11時半、店から姿を現した二人は、ほろ酔い加減でご機嫌の様子。本誌の「手打ちを終えたいま、もうわだかまりはなくなった?」との問いに笑顔でうなずくと、それぞれ迎えに来ていた送迎車に乗り込み、去って行った。

あの事件さえなければ

“手打ち”を終え、事件によるわだかまりも消えた二人だが、不可解なのはかつての師匠である花田氏に何の相談もなく”手打ち”が行われたこと。そもそもこの傷害事件が公になったのは、元親方である花田氏自身が鳥取県警に被害届を提出したからであり、その後、自ら日本相撲協会を敵に回しながらも、ひたすら元貴ノ岩を庇(かば)い続けた。結局、この事件をきっかけにした一連の行動が周囲との軋轢(あつれき)を生み、最終的に日本相撲協会を退職せざるを得なくなったのは、周知の通りである。にもかかわらず、元貴ノ岩は、元師匠のあずかり知らぬ間に、勝手に”手打ち”をしていたというわけである。

「あの事件がなければ、貴乃花親方は日本相撲協会を退職することなどなかった。それを親方に黙ったまま、勝手に元弟子が手打ちをしていたとなれば、心中穏やかではないでしょう。この手打ちの件を知ったときは絶句していたそうですから」(別の相撲関係者)

本誌は自宅から外出する花田氏を直撃した。

――フライデーです。

「ああ、どうも」

――元弟子の貴ノ岩さんが、日馬富士さんと手打ちをしたそうですが……。

「ああ、その件は、まったく聞いてないので……わからないです」

――モンゴルの日馬富士さんの学校で、相撲の指導をする計画もあるそうなんですが……。

「いや……差し控えます。申しわけありません」

元弟子に裏切られたという思いからか、どことなく覇気のない表情の花田氏。

――貴ノ岩さんの断髪式には出られる予定ですか?

「ちょっと回答は控えます。ごめんなさい」

そう語ると、足早に車に乗り込み、去って行った。

家族にも去られ、弟子も去っていってしまった現在、花田氏だけがすべてを失い、取り残されてしまった。平成の大横綱としては、あまりに寂しすぎる境涯なのだが……。

1月17日夜、”手打ち”を終え、銀座の店から出てきた元日馬富士
貴ノ岩もお酒が入っていたからか、上機嫌だった
本誌未掲載カット 元日馬富士「手打ち」の現場を直撃
本誌未掲載カット 元日馬富士「手打ち」の現場を直撃
本誌未掲載カット 元貴ノ岩「手打ち」の現場を直撃
本誌未掲載カット 元日馬富士「手打ち」の現場を直撃
本誌未掲載カット 元貴乃花親方 元貴ノ岩と元日馬富士の”手打ち”について直撃
  • 撮影中村和彦(元貴乃花親方)、原一平(元貴ノ岩、元日馬富士)

Photo Gallary8

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