スクープ

風俗に堕ちた京都の女子大生260人 悪質スカウトマンに騙されて

犯行現場写真をスクープ入手

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事件の主犯格だった岸井謙典容疑者。このふざけた写真は犯行現場となったバーのトイレ内で撮られたという

「私があのバーに通うようになったのは、河原町(京都市下京区)でスカウトマンにナンパされたことがキッカケでした。声をかけてきた人も京都市内の大学生で、めっちゃイケメンで……。『もっと話がしたいから、祇園にある俺のバイト先のバーに来ない?』って誘われました。最初は料金も2時間5000円くらいで、安いなと思ったんです。でも、通っているうちにだんだん感覚が麻痺(まひ)してきて。声をかけてきたスカウトマンに夢中になるあまり、300万円以上をバーにツケている状態になりました。最終的には『稼ぎのいい仕事を紹介するから』と風俗を斡旋(あっせん)されて……気付いたときには遅かったんです」

そう打ち明けるのは、20代の女子大生・美香さん(仮名)だ。

1月16日、京都市内の飲食店経営者・岸井謙典容疑者(24)と男子大学生ら計4名が職業安定法違反の疑いで逮捕された。自身の経営するバーに若い女性を連れ込んで数百万円の負債を抱えさせ、返済のために風俗店に沈める――。悪質な色恋営業で女子大生ら260人以上を売り飛ばした彼らだが、本誌はその犯行現場となった店内写真を入手した(1~2枚目写真)。写真にはスーツに身を包んだイケメンたちが爽やかな笑顔を浮かべ、女性を接客する姿が写されている。

「岸井容疑者がリーダーとなって活動していたこのスカウトグループは、普段、河原町や京都駅などを拠点にしていました。メンバーは市内の大学生を中心に、約20人。もともとはスカウト業をメインにしていましたが、ここ数年はバーの営業にも力を入れていた。彼らは街でひっかけた女子大生を自分たちの店に誘い出すため、グループ内で作られたマニュアルを利用していました。マニュアルには仕事やお金、恋や健康に悩んでいる女性をパターン分けして、詳細な口説き方が指南されている。グループのメンバーはそのマニュアルを覚え込むことが徹底されていたようです」(捜査関係者)

冒頭のように、グループのメンバーはまさにイケメン揃い。なかには府内のエリート大学生も名を連ねていたという。冒頭の美香さんが続ける。

「私が店に通っているときには、同志社、立命館の現役学生も働いていました。みんなルックスがいいだけじゃなく、頭もいいし話も上手い。『この人は私のことを分かってくれてるんだ』と入れ込んでしまい、周りが見えなくなるんです。店に出入りしている女の子はギャル系じゃなくて、地味なタイプが多かったですね。被害に遭った子の中には、SNSを通して店から”追い込み”をかけられた人もいます。実家や大学にまで取り立てに来られた子もいるようです」

今回逮捕されたのは岸井容疑者ら4名に留まったが、捜査関係者によると「まだまだ氷山の一角。余罪や他の逮捕者が出てくる可能性が高い」という。伝統を重んじる古都の歓楽街で起きた今回の事件。悪質で巧妙な”人身売買”は、祇園を舞台に行われていたのだった。

犯行現場となったバーの店内。スカウトマンに惚れた女性客は、一度に70万円以上を注ぎ込むこともあった
スカウトグループが経営するバーが入っていた雑居ビル。店は会員制となっており朝方まで営業していた
  • 撮影加藤慶(3枚目写真)

Photo Gallary3

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