”自称キムタク”や”個人情報晒しマン”も…流行中の「Twitter婚活」ヤバすぎる実体験 | FRIDAYデジタル

”自称キムタク”や”個人情報晒しマン”も…流行中の「Twitter婚活」ヤバすぎる実体験

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写真はイメージです
写真はイメージです

マッチングアプリ文化が浸透してきた中で、30~40代を中心に「Twitter婚活」という新たな出会い方を試みる人が増えている。

Twitter婚活のやり方はとても簡単。「#Twitter婚活」のタグをつけて自分のプロフィールを投稿するだけだ。あとは興味のある人をフォローして、仲良くなっていく。Twitter上で行うため、顔写真も課金も必要がなく、手軽に始められる。

顔写真での先入観を排除できること、そして過去のツイートを遡って相手の人となりをより深く知ることができる点がTwitter婚活の利点とされる。そのため、内面重視の婚活といわれている。しかし一方で、そこには落とし穴も存在している。

「自称木村拓哉似の自信家」に「個人情報晒しマン」

Twitterは簡単にアカウントを作ったり消したりできる。悪質行為を繰り返している人がいる場合、マッチングアプリであれば運営にクレームを入れることもできるが、Twitter婚活ではなかなか対策ができないという難点がある。

都内のIT企業に勤める遥香さん(仮名・31)は、「自称ハイスペック男」にだまされたと語る。

「AはTwitter上で、『自分は木村拓哉に似ている』と言っていました。高級料亭の写真がたくさんアップされていて、デートの予定もかなり詰め込んでいるモテ男という印象でした。

期待を膨らませていざAと会ってみるとガッカリ。容姿はもちろん木村拓哉と一ミリも似てないし、会話もつまらなくてやり手のビジネスマンとも思えなかった。言い方が悪いかもしれませんが、どこにでもいそうな冴えないサラリーマンで、マッチングアプリにいたら確実に秒で飛ばすような人でした。 

会ってみたら詐欺レベルで全然違う人だったという話はTwitter婚活界隈では多いです。Twitterはアプリのような監視体制がないから、嘘をつかれても運営に報告してサービス停止させることができない。実際にAの被害にあった人は私以外にも複数人いたことが判明しています」

遥香さんは、A以外にも酷い男に会ったことがあるという。一度顔合わせでランチしたBには、自分の容姿や個人情報が勝手に拡散されたことがある。

「私が投稿した#Twitter婚活のツイートを見たBから連絡がきて、3日ほどやりとりをして会うことになりました。その日は軽くご飯をしただけで大した話をしなかったのですが、Bには特に悪いポイントはありませんでした。しかし後日、Bが私の容姿や出身大学などについて、Bと全く面識のない私のフォロワー複数人にDMを送っていたことが発覚しました。

ただ『こういう人だったよ』という軽い内容ではなく、『ツイートではこういうふうに言っているけど全然そうに見えなかった』といった評判を下げるような悪意のある内容だった。ツイートもメッセージも普通にちゃんとしていたし、会った時もこういうことをするような人に見えなかったので驚きました」

「優しかった彼はヤリモクだった」

Twitter婚活は基本的に文章だけでのやりとりになるため、「会ってみたら最悪な男だった」というケースは少なくない。商社で勤務する景子さん(仮名・28)は、ネット上では紳士的だったCに好意を抱いて会ってみると、強引にホテルに連れていかれそうになった。

「ヤリモクが存在していることはもともと知っていました。そういう人は会うまで時間をかけたくないだろうから、何回か会話を重ねてから会うようにしていたんですが……。よくリプから絡んでくるCは優しくて好印象でした。何回かやりとりをすると『お会いしたい』とDMが来て、会うことになった。予約してくれたお店が老舗料亭だったので、ハイスペックな方だろうなと期待していました。

最初のほうは楽しく会話をしていましたが、だんだん下ネタなどが出てきて『あれ?』と思いました。さらにお店を出たらいきなり手を繋がれそうになり、『今日ホテル行く?』と言われました。Twitterでやりとりしていた時とあまりにも別人で悲しくなりました」

「内面重視」といっても決して悪質ユーザーが少ないということではない。むしろアカウントが簡単に消せて、何回でもやり直せる分、犯罪や悪質行為が起きやすいとも考えられる。完全には避けられないかもしれないが、リスクを最小限にするにはどうしたらいいのか。

景子さんは自分の経験を踏まえてこう語る。

「フォロー、フォロワー数が少なすぎる人や、プロフィール画像なし、ツイートを全くしていない人とは慎重に話を進めたほうがいいです。フォロワー数が多いからといって良い人とは限らないけど、フォロワー数が少ない作り立てのアカウントは、悪質なことをしてもアカウントを消せば責任追及されない。一方フォロワー数が多く、Twitter上で認知度がある人は安易にアカウントを消せないし、変にやらかしてしまうと、晒された時に自分がこれまでに築いてきたTwitterでの地位が崩れてしまいます」

誰でも気軽に始められる分、既婚者や危険人物がまじっている可能性も十分考えられるので、利用する際には注意が必要なようだ。

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