「高齢者の集団自殺」発言の成田悠輔 言葉が“独り歩き状態”で海外でも大きな物議に | FRIDAYデジタル

「高齢者の集団自殺」発言の成田悠輔 言葉が“独り歩き状態”で海外でも大きな物議に

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「集団自決」発言が世界中で物議をかもしている成田悠輔氏(独立行政法人経済産業研究所オフィシャルHPより)
「集団自決」発言が世界中で物議をかもしている成田悠輔氏(独立行政法人経済産業研究所オフィシャルHPより)

テレビやネット番組で引っ張りダコの、米イエール大学助教授の成田悠輔氏が

「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」

と発言したことが海外でも大きな物議を醸している。

成田氏は持論として高齢化する政治家やタレントに事あるごとに“引退するべきだ”と発言したきた人物だ。田原総一朗氏と“ひろゆき”こと西村博之氏とネット番組で共演した際も“世代交代が必要なので、先陣をきって田原さんが引退しては”と面と向かって言ったこともある。

「成田氏は東大の卒業論文で大内兵衛賞を受賞、主席で卒業した天才です。現在はデータやアルゴリズムを使った公共政策などを研究しています。

高齢者が“現役”として居座っていることが社会にとってよくないという考えから“社会的切腹”という言葉も使っていました。少々比喩表現が過激に捉えられてニューヨークタイムズに掲載されてしまったのかもしれません」(スポーツ紙記者)

ひろゆき氏もツイッターで

《NYTimes東京支局の日本人が書いた記事で成田先生が海外で炎上みたいな流れを見ると、朝日新聞が従軍慰安婦のデマ記事を書いて海外で広まったのもこういうマッチポンプな流れだったんだろうなぁ、、、と。比喩で言った話が本気で言ったかのように伝言ゲームが始まってる状況。》

と同情的な見方を示している。

一方でツイッターでは《yale economics professor》という成田氏についての投稿が無数に出てくる状態で炎上していることは確かだ。

アメリカの銀行で15年間アナリストをしていたという、ユーチューブチャンネル「高校生でも分かる米国株」を運営する花子氏もツイッターで

《成田さんの発言はアメリカでも報道されてる。アメリカはこういう言い方は切り抜きだとしても嫌い》

《比喩でも言ってはいけない言葉があるし、集団自決なんて言ったら今は中国のウィグル人ジェノサイド問題もあるのに国際問題に発展するのがなぜわからないのだろうか?》

と批判している。

一方イエール大学のHPを見てみると

《メディアおよび学術研究に関する成田教授の意見は彼自身のものであり、経済学部またはイエール大学の見解を表すものではありません》(日本語に翻訳)

と書かれている。

「海外で炎上しつづければ、イエール大学も成田氏に何らかの責任を取らせる可能性はあるのでは。“集団自決”という言葉が独り歩きして、海外の人権団体などが騒ぎ出してもおかしくない。それでも成田氏の性格上、世間体など全く気にしていないと思いますが…」(テレビ局関係者)

65歳以上の高齢者が3600万人を超える日本。独自の視点を持つ天才・成田氏の目にはこの国の将来はどのように映っているのだろうか――。

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