「ドラマの晩節を汚しかねない」水谷豊も怒り! 『相棒』撮影現場でセクハラ発覚の“異常事態” | FRIDAYデジタル

「ドラマの晩節を汚しかねない」水谷豊も怒り! 『相棒』撮影現場でセクハラ発覚の“異常事態”

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今シリーズでは、寺脇康文と『相棒』を組んでいる水谷豊。今回の不祥事には、かなりご立腹のようだが…
今シリーズでは、寺脇康文と『相棒』を組んでいる水谷豊。今回の不祥事には、かなりご立腹のようだが…

俳優・水谷豊主演の人気ドラマ『相棒』シリーズをめぐり、衝撃的なニュースが報じられた。

同ドラマなどを制作する大手配給会社「東映」の20歳代の女性元社員が、男性スタッフから手を握られるなどのセクハラ行為をされていたことが判明。労働組合『総合サポートユニオン』が2月13日に公表した。人気ドラマ『相棒』の撮影現場で被害に遭ったという。

労組によると、女性は‘19~‘20年、複数の男性スタッフから「会いたい」とメッセージを送られたり、交際相手の有無を聞かれたりした。女性は会社側に相談したが、対応した男性社員は

「モテてよかったね」

などと発言したという。

女性は‘21年6月に休職し、昨年10月で退職。東映は弁護士による調査を行い、昨年末、労組側に結果を文書で報告。男性社員を厳重注意したとし、

「不快な思いをさせ、相談を受けた際の対応にも不適切な点があった」

と謝罪したという。

こうしたニュースを最も嫌うのが、相棒主演の水谷だ。ドラマ関係者の話。

「相棒のチームは家族のような関係で、出演者のいる撮影場所はいつも和気あいあいとしています。しかし、そのウラでこうしたセクハラ行為があったことは、水谷さん自身も全く知らず、怒りをあらわにしたそうです。

水谷さんは現在節目の70歳。各方面で言われているように、そろそろ幕引きを考える年齢になった。ドラマの晩年をこうした報道で汚されるのは決して本意ではないでしょう」

水谷は年齢の影響もあり、最近は長回しのシーンでNGを出すことも増えているというが、共演者には必ず「ごめんね」と頭を下げるという。かつて共演した若手俳優は

「水谷さんクラスなら、本来いちいち謝らなくてもいいんですよ。大物と呼ばれる俳優になっても変わらぬ気遣いには感動しましたね」

と話す。

ドラマ自体はかつてのような視聴率20%台を連発していた頃の、爆発力はない。しかし、今クールのNHK・民放ドラマを見渡すと、視聴率2ケタを維持しているのはNHK大河ドラマ『どうする家康』と『相棒』のみだ。

「ドラマ不況と言われるなか、安定した数字を取るのは容易いことではありません。改めて『相棒』の地力の高さが証明されたと言えるでしょう。

『相棒』は再放送の数字も“計算できる”コンテンツで、テレ朝としては、できることならずっと続けたいと考えているはずです」(テレビ局関係者)

そんな『相棒』の現場で気を吐いているのが、初代相棒で今シリーズから“出戻り”した俳優・寺脇康文だ。相棒の現場に出入りする芸能プロマネジャーは

「めちゃくちゃテンションが高くて、現場のムードメーカーになっています。寺脇さんも現在60歳ですが、若作りに余念がなく、若さの秘訣みたいな話をよくしています。

服装も『EXILEのメンバーか!?』というような格好。ダンサーが着るような上下ジャージー姿で現場に現れることもありますよ」

と話す。

寺脇は“表裏”のない性格で、水谷との相性もバッチリ。‘08年12月に『相棒』を一時卒業した際は水谷との不仲説もウワサされたが、今回のキャスティングを見れば、それが誤りだったことがわかるだろう。

それだけに冒頭のセクハラ問題は相棒のチームワークに水を差しかねない。

「東映のお偉いさん自ら、水谷さんなどに再発防止を固く誓ったそうです」(前出・ドラマ関係者)

ファンは1日も長く『相棒』を見ていたいはず。どんなフィナーレが待っているのであろうか…。

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