長髪にノータイ姿でなぜ…？山田孝之＆高良健吾”個性派俳優”たちが「横浜・大さん橋」に集合の理由

とある昼下がり、横浜・大さん橋横の公園では、大勢のスタッフらが集まり、大掛かりな映画ロケが行われていた。ピエロやジャグリングの大道芸や露店が並ぶお祭りを100名ほどの見物客役のエキストラが楽しんでいる中を横並びで歩く男女３人。

男性二人は山田孝之（39）と高良健吾（35）だ。長髪にノータイスーツ姿の山田に高良が何か必死な感じで訴えかけている。周囲のエキストラとは対照的に真剣な表情。30分ほどでこのシーンを撮り終えると、俳優たちは送迎車へと戻っていった。

「山田と高良は意外にもこれまで映画やドラマでの共演はありません。ただ、’06年のドラマ『白夜行』（ＴＢＳ系）は山田が主演だったのですが、’11年公開で映画化された際、同じ役を高良が務めたんですよ。以来、役者として互いに意識し合っているようです」（テレビ局関係者）

ＮＨＫ大河ドラマ『どうする家康』では服部半蔵を演じる山田。忍者の頭領なのに忍者嫌いという異色のキャラクターが話題だが、今回の映画でもその強烈な存在感は際立っていることだろう。

『FRIDAY』2023年3月3・10日号より