スマホ片手に爆走して…広瀬すずが住宅街のど真ん中で見せた”かわいすぎる号泣顔”
2月中旬、冷たい夜風が吹きつける中、携帯電話を片手に疾走する女性がいた。場所は渋谷区内の住宅街。街灯に照らされて、女性の顔が暗闇に浮かび上がる。女優の広瀬すず(24)だ。
広瀬はスマホを耳にあて、電話の相手に一生懸命何かを語りかけている――。と、どこからともなく「カット!」の声が。周囲に控えていたスタッフがワッと広瀬を取り囲んで通行人の目から広瀬を隠した。
実はこの日、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)の撮影が行われていたのだ。スタッフに囲まれた広瀬は瞳を潤ませながらもニコッと笑い、女性スタッフと談笑していた。
広瀬の演技は評価が高く、日本アカデミー賞の常連。今年も映画『流浪の月』で第46回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞した。
「広瀬は多忙にもかかわらず、完璧にセリフを入れた状態で現場に来ます。台本を開いて一度読んだらそのページを写真のように記憶できると言っていました。14歳のデビュー当初から余裕ある演技ができたのもそのおかげでしょう。セリフ覚えに不安がないので、緊張でピリピリしない。現場のムードも良くなるんです」(映画関係者)
今年は『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』や『水は海に向かって流れる』など異なるジャンルの映画2本の公開が控えている。ますます演技の幅を広げていくことだろう。
- 文:富士山
- 写真:足立百合