「ストーカー規制法に基づく禁止命令」のNHK船岡アナ 心ない声も飛ぶ後輩女子アナの“深刻被害” | FRIDAYデジタル

「ストーカー規制法に基づく禁止命令」のNHK船岡アナ 心ない声も飛ぶ後輩女子アナの“深刻被害”

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警視庁に逮捕された船岡アナ。被害女性への影響が心配になるところだが…(NHKホームページより。現在は削除)
警視庁に逮捕された船岡アナ。被害女性への影響が心配になるところだが…(NHKホームページより。現在は削除)

後輩アナウンサーのマンションに侵入した容疑で逮捕されたNHK札幌放送局の船岡久嗣容疑者に対し、逮捕後、ストーカー規制法に基づく禁止命令が出されたことがわかった。

船岡容疑者は2月17日夜、NHKの後輩女子アナAさんのマンションで帰宅を待ち構え、部屋に入ろうとしたが、中にいた知人男性がいたことでもみ合いとなった。同容疑者は3階から飛び降りて負傷し入院。退院後の2月20日に逮捕された。

その後の捜査でAさんに対するストーカー行為が悪質なものであり、緊急性があると判断し、逮捕後に「禁止命令」が出されていたことが判明。同容疑者が釈放された場合、再びAさんへのストーカー行為をすれば逮捕される可能性がある。

「電話やメールといった間接的な行為でなく、被害者Aさんの自宅に直接乗り込む行為は、極めて悪質で危険性が高いという判断。当時、知人男性がいたから良かったものの、状況次第では取り返しのつかない結果になっていたことも考えられる。そうした経緯を考慮し、禁止命令が出されたのだと推察できる」(法曹関係者)

船岡容疑者は大相撲やフィギュアスケートを中心にスポーツ中継を担当。地方放送局に赴任しながら、重要な中継を任され“スポーツ中継のエース”と目されていた。その過程で目を掛けていたのがAさんで、局内では「男女の仲」を疑う声もあったという。

「船岡容疑者はAさんに好意を抱いていたが、ある時から彼女が距離を置こうとし始めた。一部では上昇志向のあるAさんが船岡容疑者を『捨てた』などと報じられたが、今回ストーカー規制法の禁止命令が出たことで、そうした次元の話ではないことが明らかにされた」(全国紙社会部記者)

Aさんはすでに警察から事情を聴かれており、今回の自宅侵入事件以外にも執拗に会うことを強要されるなどの“被害”を訴えたという。

「事件前、Aさんは知人男性に船岡容疑者が『家に来るかもしれない』と相談していた。これを聞いた知人男性が家で待ち構えていたわけですが、ウラを返せば、東京に来た船岡容疑者が接触を図ろうと“予告”していたということになる。船岡容疑者はストーカー特有の 『Aは自分のモノ』という思考回路に陥っていたのかもしれない」(スポーツ紙記者)

Aさんの自宅マンションはオートロックだが、船岡容疑者は他の住民が入ったタイミングで突破に成功。かなりの執着がうかがえる。

ストーカーによる事件と言えば、‘99年の桶川ストーカー殺人事件や、‘13年の三鷹ストーカー殺人事件など、人命にかかわるケースも少なくない。後者では犯人によるリベンジポルノも問題になった。

「Aさんとしては当初、ことを荒立てるつもりはなかった。しかし、怒りに震えた知人男性が警察に通報。その後メディアで大々的に報じられることになった」(同・スポーツ紙記者)

ここから大事なのは、再発防止と被害者のメンタルケアだ。逮捕されたからといって船岡容疑者の恐怖はなくなることはない。

「引っ越しは必須事項として、2人がともにNHKアナウンサーであることにも不安があります。今後、船岡容疑者が会社をクビになったとしても、完全に接点がなくなるかはわかりませんからね。今回の事件はAさんのアナウンサーとしての将来にも大きな影響を及ぼすことになりそうです」(テレビ局関係者)

現役NHKアナによる前代未聞のストーカー事件は大きな代償を伴うことになりそうだ――。

 

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