「幸福の科学の財産を全部売り払います!」大川隆法の長男・宏洋が語った「もし僕が後継者になったら」 | FRIDAYデジタル

「幸福の科学の財産を全部売り払います!」大川隆法の長男・宏洋が語った「もし僕が後継者になったら」

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本誌の取材に答える宏洋氏。父・大川隆法氏について淡々と語った
本誌の取材に答える宏洋氏。父・大川隆法氏について淡々と語った

「彼は『80歳まで生きる』『生涯現役』と豪語していましたから、本人としてこういった最後はまったくの想定外だったと思います」

淡々とした口調でそう語るのは、大川隆法氏(享年66)の長男・宏洋氏(34)である。

宗教団体「幸福の科学」の創始者である隆法氏が亡くなったという一報が出たのは、3月2日のことだった。宏洋氏の誕生日からわずか6日後の出来事だった。

「隆法氏は2月28日未明に港区の自宅で倒れ、病院に救急搬送。3月2日に死亡が確認されています。3月1日時点で隆法氏の死去に関する情報が関係者に出回り、各社裏取り取材に追われていました」(全国紙社会部記者)

その確認先の一つとなったのが息子である宏洋氏だった。

「僕自身もメディア関係者から隆法のことを知らされました。ただ、現時点で団体側から隆法の死についての連絡はありません。他の兄妹にもコンタクトを取りましたが、今のところ誰からも返信はありません」(宏洋氏)

’86年に設立されて以降、実に37年間にわたって教団のトップに君臨した大川隆法総裁。絶対的な存在だったからこそ、その訃報によって注目を集めるのが「後継者争い」である。鍵を握るのは、後妻の紫央さん、そして宏洋氏を含む5人の子供たちの動向だ。

「今も団体に残っているのは紫央さんと長女の咲也加の2人だけです。次男の真輝と三男の裕太は少なくとも僕とは音信不通。どこにいるのかはもちろん、生きているのかすらわかりません。一番下の次女・愛理沙はすでに幸福の科学を脱会している状態です」(宏洋氏)

宏洋氏は’17年に団体と決別。現在はユーチュバーとして活動しながら、「カルト宗教から国民を守る党」の代表として教団批判を含めた発信を続けている。そんな宏洋氏もかつては隆法氏の正統な後継者として期待を寄せられていた人物だったという。

「子供の頃から隆法には『お前が後継者になるんだ』と何度も言われて育ちました。ただ、私が中学受験に失敗すると突然態度を変え、『お前には無理だ』と言い出した。隆法はその時々の気分によって言動を変えるので、そんなことの繰り返しでしたね。いずれにしろ彼は自分一代で幸福の科学を終わらすつもりはなかったはずです」

今のところ、隆法氏の遺書についての情報はない。今後、後継者争いはどうなるのか――。そう尋ねると、宏洋氏はこう語った。

「後妻の紫央さんと、長女の咲也加が有力候補であるのは間違いないと思います。ただ……可能性は限りなく低いですが、何らかの形で幸福の科学の後継者として僕が指名されれば、それは受けるつもりです。そして隆法や団体の持つ土地や装飾品など、お金にできるモノはすべて売りに出し、カルト宗教の被害に遭った人たちに返金します。これまで幸福の科学は隆法の、隆法による、隆法のための組織でした。それゆえ彼が死ねば、必然的に団体運営を続けることが難しくなるでしょう」

はたして後継者は誰になるのか。

宏洋氏に対し、現時点で教団側からの接触はないという
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宏洋氏が所有する教団の「記念誌」に載っている大川隆法氏の写真
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