「元コーチに返り討ち敗訴」フィギュア織田信成 名誉棄損の汚名だけ残り「タレント価値が下落」懸念 | FRIDAYデジタル

「元コーチに返り討ち敗訴」フィギュア織田信成 名誉棄損の汚名だけ残り「タレント価値が下落」懸念

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浜田美栄コーチを提訴する記者会見で涙を見せる織田信成。敗訴し、まさに「泣きっ面に蜂」状態に…(‘19年)
浜田美栄コーチを提訴する記者会見で涙を見せる織田信成。敗訴し、まさに「泣きっ面に蜂」状態に…(‘19年)

関西大アイススケート部の元監督でタレントの織田信成が同部の元コーチ・浜田美栄さんから“モラハラ”を受けたとして1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で大阪地裁は3月2日、織田の訴えを棄却した。一方、織田がブログなどで主張を展開したことで浜田さんも反訴していたが、そちらは織田に220万円の賠償を命じた。

織田は‘19年9月29日自身のブログで『関西大学アイススケート部監督辞任について』というタイトルの内容を投稿。監督を辞任した理由が、

「多忙で監督として十分な時間が取れない」

と報じられたことに対して反論した。

《辞めた本当の理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの3か月間リンクに行く事が出来なくなった事とそれに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったからです》

織田が主張するモラハラとは一体どんなものだったのか。

「当時報じられた内容は、織田さん自身もショーに出演するなど練習が大変だったので監督就任当初からさほどリンクに顔を見せていなかった。実質指導に当たっていたのは浜田コーチ。しかししばらくしてから織田さんは学生の学業がおろそかになっていることに対し懸念を示し、成績の基準を設けようとしたそうです。

これに浜田コーチが激高したという内容でした。織田さんは浜田さんに無視されるようになり憔悴して辞任したというわけです」(スポーツ紙記者)

リンクの外では涙もろく感情豊かなイメージがある織田だが、監督業でもコーチと対立したと思いショックをうけてしまったのだろうか。

裁判所は和解案するように勧めていたというが、双方“折れず”、結局は泥沼の法廷バトルにもつれ込む形となった。

織田は判決を受け

「ハラスメントが認められず残念です。名誉毀損が認められたことには疑問が残ります。対応については判決を精査して考えます」

と納得していないという趣旨のコメントを出した。

判決では“モラハラの客観的な証拠がない”とされ、さらに監督がコーチから批判されたとしても“社会通念上許される”とされた。すなわち織田が主張するモラハラの録音や証言など決定的な証拠に欠けたということだ。

「名誉棄損の220万円の賠償というだけでなくもっと大きなものを失った可能性がある。織田さんはいつもニコニコしていて明るいキャラを持ち味として、関西のテレビ番組に頻繁に登場している。

ロケでは街の人に愛される優しいイメージの織田さんですが、その裏で法廷バトルを繰り広げ、しかも結局は“名誉棄損の加害者”というカウンターで返り討ちを食らったことは多少なりともイメージダウンになったと思います。賠償金を求めず和解という落としどころで決着をつけたほうがタレントとして今後のイメージもよかったのでは」(ワイドショー関係者)

きらびやかな氷上の世界のウラで、見え隠れしたドロドロとした大人の現実社会。織田にとっては、まさに「泣きっ面に蜂」状態だ…。

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