「自由人になりたいです」日本ツアー引退表明のイ・ボミが日本のファンを魅了した「最高の画像集」 | FRIDAYデジタル

「自由人になりたいです」日本ツアー引退表明のイ・ボミが日本のファンを魅了した「最高の画像集」

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本誌直撃で両手を広げて手の大きさを見せてくれたイ・ボミ(2017年1月20日号)
本誌直撃で両手を広げて手の大きさを見せてくれたイ・ボミ(2017年1月20日号)

「私は今年、日本ツアー最後のシーズンを過ごそうとしています。JLPGAに2011年に初めて挑戦して13年目になりました。振り返ると、とても長い時間だったと思うし、誰よりも楽しく幸せにツアー生活を送りました。多くの方々の助けのお陰で、これまでのシーズンを健康に最善を尽くせたことに心より感謝申し上げます」(原文ママ)

2月27日、プロゴルファー、イ・ボミ選手(34)が所属事務所を通じて、今季限りで日本ツアーから引退することを表明した。2012年に初優勝。同年は最終的に3勝、賞金ランク2位を獲得し、一躍注目を浴びた。

「158センチと小柄ながら体重は56キロと強い体幹と下半身を持っている選手でした。特に太ももの強さは女子プロの中でもトップクラス。身体のひねりで生まれる鋭いスイングが特徴で2012年のパーオン率は2位でした」(ゴルフ雑誌編集者)

さらに彼女の人気を押し上げたのが、ベビーフェイスといわれた笑顔だ。試合中ギャラリーから声が掛かると、しっかりその方向を見て微笑む。その愛らしさにゴルフファンのおじさんたちは釘付けになった。’15、’16年の2年連続で賞金女王に輝き、女子ゴルフ世界ランキングでは最高15位にまで上り詰めたイ・ボミだが、マスコミ対応では常に謙虚で、礼儀正しい人物としても評価が高かった。’17年1月、2年連続賞金女王を記念して開催されたスペシャルトークショー(東京・豊洲)で『FRIDAY』は、彼女に直撃取材を行っている。イベント終わり、いきなりカメラを向けられたイ・ボミは一瞬驚いた表情を浮かべるも、3年連続賞金女王にむけての自信のほどを聞くと、

「自信なんて全然……。2年に一度クラブを変えますが、今は新しいクラブの調整で大変なんです」

と新シーズンへの心情を吐露。それでも最後は、

「今年のことはこれから決めていきます。とにかく、日本の皆さんにいいプレーを見せられるように頑張ります」

と、両手でピースサインを作ってくれた。ただ、残念なことにその年は絶不調に陥り、「燃え尽き症候群」と言われた。なんとかシード権だけは獲得したものの’18年はそのシード権すら維持できなくなっていた。

「そこにさらに追い打ちをかけたのがコロナです。なんとか再起をかけて一から作り直そうという時期に練習もままならず、自主隔離などもあってモチベーション、メンタルが保てなくなってしまったそうです」(JLPGA関係者)

2月28日、3月2日から始まった国内女子ゴルフツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディス』の公式練習に現れたイ・ボミは、日刊スポーツに対して、

「’18年からショットやスイングのことも悩みがでてきた。自分のプレーもあまりできなかったし。賞金女王を2回取った後、目標がなかった。性格的に競うことがあまり好きじゃないけど、ゴルフが好きだから頑張っていただけ」

と引退の理由を明かしている。今後について聞かれると、

「自由になっていろんな国に行ってみたい。パリとかスイスとか。自然が綺麗なところに行ってみたい」

「自由人になりたいです」

と語った。日本のファンは、あなたのその笑顔を決して忘れない。

「サロンパスカップ」前夜祭での私服姿のイ・ボミ(2013年5月31日号)
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チャームポイントはこの笑顔(2013年4月26日号)
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体幹と下半身の強さで絶妙なアイアンを生んでいた(2013年4月26日号)
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  • PHOTO原一平(1,5枚目)小檜山毅彦、村上庄吾(3,4枚目)

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