超えられない平野紫耀の壁…”国宝級イケメン”永瀬廉「2人の傑物が同時代に生まれた」悲哀 | FRIDAYデジタル

超えられない平野紫耀の壁…”国宝級イケメン”永瀬廉「2人の傑物が同時代に生まれた」悲哀

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5月以降もジャニーズ事務所に留まることになった永瀬。2020年8月撮影
5月以降もジャニーズ事務所に留まることになった永瀬。2020年8月撮影

同じ時代に生まれた不運――。

スポーツの世界ではよく使われる言葉だが、ここ数年はアイドル界でも頻繁に耳にするようになった。それは『King & Prince』の平野紫耀(26)と永瀬廉(24)が登場したからだ。

2人は同グループのメンバーとして2018年にデビュー。ともに少女漫画から出てきたような正統派王子様系のルックスから、驚異的な人気を博してきた。しかし、常に一番の脚光を浴びてきたのは平野のほうだった。

ジャニーズ事情に詳しいインタビューライターは次のように語る。

「デビュー曲『シンデレラガール』は、歌、ダンスともに平野がセンターを務めるパートが圧倒的に多かった。また平野はデビューと同時に主演映画やドラマに挑戦。事務所のキンプリは平野推しで行く、という意志がハッキリみて取れました。

その後も平野は主演映画が大ヒット。デビューの翌々年には、女性誌『ViVi』の人気企画『国宝級イケメンランキング』で2連覇し殿堂入り。もはや社会現象といっていいほどの人気となりました。対して永瀬は、ドラマに出始めたのも映画で主演を務めたのも平野の後。『国宝級イケメン』も、やはり平野の後に2連覇して殿堂入り。ダンスも上手いのに、これまた天才と言われレベルが違うくらい上手い平野と比べられ、すべてにおいてどうしても一番になり切れませんでした」

ジャニーズJr.では優勝も……

ドラマのロケで真剣な表情をみせる平野。2022年9月撮影
ドラマのロケで真剣な表情をみせる平野。2022年9月撮影

本来なら永瀬は、10年に一人と言ってもいいぐらいの逸材だろう。平野と同じ時代に生まれたばかりに……。別のジャニーズ事情に詳しい芸能記者も、次のように語っている。

「2014年に放送されたジャニーズJr.のナンバー1決定戦で、永瀬は平野を抑え優勝しています。このことからも分かるように、本来永瀬はトップに立って陽の当たる道を歩くはずの存在。それがいつも平野の後塵を拝してきました。本人にも忸怩たる思いがあったでしょう。

ですが、すでに知られているとおり平野は5月22日をもってグループを抜け、事務所も辞めることが発表されています。それだけに永瀬も、『今度こそトップに』というヤル気がみなぎっていることでしょう。そこに事務所のバックアップもあり、次々と主演ドラマや映画が決まっています」

ところが、再びその前途に平野の影が付きまとい始めているという……。

「続々と主演に抜擢されるところまでは良かったのですが、いかんせん結果が……。昨年初主演を務めた連ドラは、全話平均視聴率が4.4%と大惨敗。また現在、広瀬すずと共演しているドラマも、鳴り物入りだったわりに視聴率は5%台まで落ち込んでいる。前クールで平野が主演を務めたドラマが平均視聴率7.4%と好評だっただけに、明暗がハッキリ出てしまいました。

永瀬は、主演映画も平野と比べると物足りない数字に終わっています。彼は役者として光るものを持っているのですが、実を言うと脇で渋い演技で魅せるタイプ。でもジャニーズタレントとして、どうしても平野のような圧倒的な主役としての華を求められてしまう。まさにこれからが正念場。その才能を、余すところなく発揮してほしいと願います」(別のインタビューライター)

同じ時代に生まれたからこそ、切磋琢磨して伸ばしてきたものもあるだろう。結果は、おのずとついてくるはずだ。

ドラマのロケで中島健人(左)とダッシュを繰り返す平野。2020年2月撮影
ドラマのロケで中島健人(左)とダッシュを繰り返す平野。2020年2月撮影
ドラマのロケで真剣な表情をみせる平野。2022年9月撮影
ドラマのロケで真剣な表情をみせる平野。2022年9月撮影
  • 取材・文奈々子

    愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター

  • PHOTO齋藤雅昭 近藤裕介

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