もぐもぐタイムは「とらやの羊羹」?カーリング女子日本代表が世界選手権に持参したソウルフード | FRIDAYデジタル

もぐもぐタイムは「とらやの羊羹」?カーリング女子日本代表が世界選手権に持参したソウルフード

初優勝を狙う世界選手権は18日、スウェーデンで開幕

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北京五輪のデッドタイム(もぐもぐタイム)で栄養補給をしながら作戦会議をする女子カーリング代表の藤澤五月(左から2人目、写真:アフロ)
北京五輪のデッドタイム(もぐもぐタイム)で栄養補給をしながら作戦会議をする女子カーリング代表の藤澤五月(左から2人目、写真:アフロ)

カーリングの女子選手権大会が3月18日からスウェーデン・サンドビーケンで開幕する。

日本代表として出場するのは先月の日本選手権を制したロコ・ソラーレだ。世界選手権初の金メダル獲得の期待と共に、おなじみの「もぐもぐタイム」などでも注目が集まりそうだ。日本選手権では対戦相手に配った地元の名産である帆立の醤油漬けが話題になったが、今回の世界選手権で「もぐもぐタイム用」に持ち込むのだろうか。カーリング取材歴の長いライター・竹田聡一郎氏に聞いた。

「常呂名物の『しんや』の帆立ですね。おそらく持ち込むのではないでしょうか。出発前のオンライン会見で鈴木夕湖選手が『久しぶりのヨーロッパなので不測の事態は起こるかもしれない』と話していましたが、どんなことが起きても常にリラックスできるような環境作りの巧みな部分が、あのチームの強いところですからソウルフードは忘れないと思います。ただ、今回のスウェーデンだけでなくほとんどの遠征先に持っていって、おやつとして食べたり補食として使ったりしているようです。

選手はみんな看板商品の『ほたて燻油漬』が好きらしいのですが、吉田夕梨花選手はチーズ帆立、藤澤五月選手は『ほたて焼みみ』や『ほたて貝ひも』がお気に入りですね」

では、藤澤五月がハーフタイムに帆立の貝ひもを噛みしめるという、なかなかシュールな光景が中継されるのかと思いきや、「さすがにハーフはスピード重視です」と竹田氏。

「短時間でチャージできるようなエネルギーバーや、手早く食べられるカットフルーツが最近は多いみたいです。藤澤選手が『とらや』の羊羹が好きで時々、食べているのを見たことはあります。確か平昌五輪でJOC(日本オリンピック委員会)と味の素が設置したダイニングに置いてあって、それ以来食べているとか」

一方で、前述のように相手にお土産を渡す習慣がカーリングにはあるのだが、ロコ・ソラーレはスウェーデンで各国代表にどんなニッポン土産を渡すのだろうか。

「今回はロコ・ソラーレというより日本代表としての出場ですからJCA(日本カーリング協会)に預けられた、JCAペナントやピンパッジが公式のお土産になるのではないでしょうか。ただ、吉田知那美選手の『アンナたちに現地情報を色々と教えてもらった』という談話に出てきたアンナ選手のように、仲良くしているチームや選手には個人的にお土産を渡すかもしれません」(前出・竹田氏)

アンナとは、今大会でホスト国スウェーデン代表として出場するスキップのアンナ・ハッセルボリだ。試合会場やホテルの立地をはじめとした、快適に滞在するアドバイスをもらったと吉田知は明かしている。その気になるお土産は「北海道銘菓なのでは」と竹田氏。

「彼女らのスポンサーのひとつであり、平昌五輪で話題になった『清月』の『赤いサイロ』の可能性は高いですね。本当は和菓子を海外選手にもっと知ってもらいたいようなのですが、海外の方にとってはあんこなど、豆が甘いというのはちょっと違和感があるようで、『じゃがポックル』をいつもはカナダ遠征に出る際に大量に持ち運ぶらしいです。JD(リンド)コーチのご家族も大好きらしいので、じゃがポックル」

お土産の他にもチームは日本からお米などを携えて13日に出国。現地時間の14日に宿舎入りして、18日の開幕まで最終調整に入る。9日間で最大15試合という長丁場だが、帆立やじゃがポックル、羊羹などのソウルフードが世界選手権初の金メダル獲得を後押ししてくれるだろう。頑張れ、ニッポン。

藤澤五月の好みのひとつであるとらやの「小形羊羹」。短時間にエネルギーをチャージできるため、他の選手にも好評だ
藤澤五月の好みのひとつであるとらやの「小形羊羹」。短時間にエネルギーをチャージできるため、他の選手にも好評だ

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