「お団子みたい」中国のパンダ熱を引き起こした“お姫”パンダがかわいすぎる! | FRIDAYデジタル

「お団子みたい」中国のパンダ熱を引き起こした“お姫”パンダがかわいすぎる!

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中国のSNSでは連日、一頭のパンダが検索ランキング上位を占めている。

「パンダはみんな同じように見えるけど、彼女だけ違った」

「お団子がパンダに化けたようだ」

「毎日画像検索している。見ていると悩みが忘れられる」

中国国民が夢中になっている“お姫”は、’20年7月に中国四川省のジャイアントパンダ繁殖研究基地で生まれた2歳のメスパンダ「和花(He Hua・ホーファ)」だ。

2歳にしては小柄な和花。丸っこい身体が人気を集めている(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)
2歳にしては小柄な和花。丸っこい身体が人気を集めている(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)

観光客を受け入れている同基地の看板には、和花についてこのような紹介文が書かれている。

「短い下顎と尖った鼻、丸々とした身体とフワフワな毛が特徴です。動きは緩慢で木登りが苦手です」

小柄でコロンとしており、おっとりした性格で食事のときに他のパンダにエサを取られがち。和花はいつも飼育員に気にかけられている。

飼育員に抱っこされている和花。同年代のパンダはすでに身体が大きく、抱っこされるのは和花だけだ(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)
飼育員に抱っこされている和花。同年代のパンダはすでに身体が大きく、抱っこされるのは和花だけだ(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)
飼育員からりんごを受け取る和花。シャンシャンと同じく、りんごが大好物だという(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)
飼育員からりんごを受け取る和花。シャンシャンと同じく、りんごが大好物だという(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)

和花の人気について、中国事情に詳しいライターが語る。

「意外かもしれませんが、中国ではパンダの人気はさほど高くありません。たくさんいるからか、シャンシャンのようなアイドルは生まれなかった。10年ほど前までは、繁殖研究基地までパンダを観に行く人も外国観光客がほとんどだった。和花の人気はすさまじい。連日検索ランキングの上位に入り、Weiboのファンコミュニティは52万人以上のフォロワーがいます。

さらにいまはネットだけではなく、和花を一目見たいという国内からの観光客が基地に殺到しているそうです。和花が暮らしている四川省は世界遺産などの観光名所が多く、料理が美味しい国内有数の観光地です。観光目的ではなく、パンダを見るだけのために四川省に足を運ぶ人がいるなんて、昔では考えられないです」

和花を見るために集まった観光客(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「风雅摄影2018」提供)
和花を見るために集まった観光客(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「风雅摄影2018」提供)
「おにぎり」や「お団子」と言われる愛しい後ろ姿(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)
「おにぎり」や「お団子」と言われる愛しい後ろ姿(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」提供)

それにしてもなぜ、和花はこのような丸々とした身体をしているのだろう。

「和花は発達が遅いと言われています。後ろ足は力が入りづらく、噛む力も弱いそうです。そのため、背が小さく、動きも遅い。和花には双子の弟がいますが、立った時に背が弟の腰までしかない……そこも人気のポイントです」(前出ライター)

和花と弟の和葉(ホーイェ・奥)(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」が提供)
和花と弟の和葉(ホーイェ・奥)(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「熊猫果赖」が提供)

発達が遅いが、障害や大きな病気はなく、健康だという。国民に見守られるなか、すくすくと育つことを願っている。

身体が小さいほかに、そのタレ目も特徴のひとつ(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「风雅摄影2018」提供)
身体が小さいほかに、そのタレ目も特徴のひとつ(画像は中国のSNS・Weiboより。アカウント名「风雅摄影2018」提供)

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