「大統領が一目惚れ」…来日した韓国ファーストレディ「はいているスカートが完売の大人気」美しき素顔
身に着けていた3500円のサンダルや5500円のスカートが完売 ファンクラブ「ゴンサラン」には10万人近い会員が
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(62)が、3月16日に専用機から羽田空港(東京都大田区)に降りたった。
韓国大統領の来日は、大阪で開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に文在寅氏が出席した2019年6月以来約4年ぶり。だが、より注目されたのは尹大統領の腕をとって飛行機のタラップを降りた女性だろう。ファーストレディの金建希(キム・ゴンヒ)氏(50)である。
華やかなオーラをはなつ金氏とは、いったいどんな女性なのだろうか。『FRIDAY』(2022年7月29日・8月5日号)では、彼女について詳しく報じている。記事を再録し、尹大統領が一目惚れしたという金氏の「美しき素顔」を紹介したい(内容は一部修正しています)ーー。
「君のためにご飯を作ってあげる」
韓国でファッションや愛用品が毎日のようにニュースになるほど、人気が急上昇している女性がいる。尹大統領の夫人・金氏だ。
「2021年12月には、ファンサイト『ゴンサラン(建希愛している)』が発足しています。当初、会員数は3万人ほどでしたが尹氏が大統領に就任した昨年5月以降9万人を突破。現在は10万人に迫る勢いを見せているんです。
金氏は、私生活を自身のインスタグラムで気軽に公開しています。インスタに載った愛用の白いサンダル(約3500円)やスカート(約5500円)が話題となり、各ショップで完売しました。韓国の大手通販サイトで『金建希』と検索すると、2500件以上がヒットするほどの人気ぶりです」(韓国紙記者)
なぜ金氏は、ここまで注目されるのだろうか。
「大統領夫人としては若く美人なうえ、尹氏をしっかり支えているからです。これまでの韓国の歴代ファーストレディは60代が多く、40代で大統領夫人となった金氏は圧倒的に若い。2007年に芸術企画会社『コバナコンテンツ』を設立し、女性ビジネスマンとして活躍した経歴もファーストレディとしては異色です」(同前)
母親の知人の紹介で知り合い、金氏が尹氏と結婚したのは彼女が39歳の時だ。尹氏が金氏に一目惚れ。口説き文句は「君のために一生ご飯を作ってあげる」だったという。記者が続ける。
「当時の尹氏はイチ検察官に過ぎず、あまりおカネを持っていませんでした。金氏は後に、こう振り返っています。『彼(尹氏)には結婚当時、200万円ほどしかありませんでした。私は1990年代からのITブームに乗って資産を増やし、事業を拡大していた』と。彼女の資産は7億円ほどだといわれます。経済的な支えが、尹氏を大統領にまで引き上げたんです」
彼女の素顔がうかがえる、こんなエピソードもある。
「尹氏が検事総長時代、動画メディアの記者が金氏のアラ捜しのために彼女の会話を密かに録音したことがあります。音声をテレビが公開。金氏は『検事総長を辞めたら静かな場所で2人で暮らそうねと夫と話していたのよ』と語っていたんですよ。仲睦まじい様子に、金氏の好感度がアップしました」(全国紙国際部記者)
外交デビューとなった、2022年6月に開かれたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議出席の前の行動も評価が高い。
「歴代ファーストレディの一人ひとりへ、初の国際舞台に立つ前に挨拶回りをしたんです。ファーストレディの先輩に、ここまでの配慮はなかなかできません。尹氏より、むしろ金氏のほうが政治家向きなのではないでしょうか」(同前)
一挙手一投足が注目の的となる金氏。ファーストレディの言動が、尹政権の浮沈のカギとなりそうだ。
- 写真:ロイター/アフロ Yonhap News 時事通信社