「WBCは面白くない…」お笑い芸人ニューヨーク・嶋佐和也が叩かれた「サッカー派との不毛なバトル」 | FRIDAYデジタル

「WBCは面白くない…」お笑い芸人ニューヨーク・嶋佐和也が叩かれた「サッカー派との不毛なバトル」

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
「野球はつまらない」発言で〝大炎上〟したお笑いコンビ『ニューヨーク』嶋佐和也
「野球はつまらない」発言で〝大炎上〟したお笑いコンビ『ニューヨーク』嶋佐和也

「面白くないんだよな、試合が」
「強すぎるんだよな、日本が」

連日熱戦が繰り広げられるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)について、そう毒づいたのが人気お笑いコンビ『ニューヨーク』の嶋佐和也だ。

嶋佐は相方の屋敷裕政と3月14日に行われた海外ドラマの記念イベントに出席。記者から

「野球嫌いの嶋佐さん、いかがでしょうか?」

と水を向けられニヤリ。屋敷から

「早く負けてほしいって言ってたよな。大谷翔平さんの顔わからんと言ってたよな」

とイジられつつも

「(WBCで応援している人は)別にいないです、マジで。格闘技とかの方が好きなので」

「面白くないんだよな、試合が。サッカーは好きなんですよ、W杯とか見ていたし。俺も捕れるしフライとか。強すぎるんだよな、日本が」

と言い切った。

これが一部ネットニュースになると、嶋佐は案の定〝大炎上〟。屋敷がネタで話した「早く負けろ」まで既成事実化してしまい、嶋佐には「ふざけんな」「品性疑う」「謝罪しろ」と罵声が寄せられた。他方で

「『早く負けろ』は言ってはいけないけど、野球嫌いは仕方ない」

「嶋佐に共感する部分もある」

と擁護意見も散見される。

大谷翔平やダルビッシュ有、吉田正尚や村上宗隆を擁する侍ジャパンは野球ファンにしてみれば「ドリームチーム」。圧倒的な強さで予選ラウンドを無敗で通過し、16日に行われたイタリアとの一戦も9対3で快勝した。

テレビ朝日で中継された試合の世帯平均視聴率は48.0%を記録。国民のおよそ2人に1人が見た計算となる。

「スポーツ紙やテレビ局は日頃の付き合いもあり、WBCのネガティブ報道はNG。一緒に盛り上げるという感覚でやっていますね」(スポーツ紙記者)

世界一になるという侍ジャパンの気迫は画面を通じても伝わってくる。

他方で、俗に言う〝にわかファン〟からは

「本当に世界一を決める大会なの?」

と素朴な疑問も。V候補の米国代表の面々は明らかにコンディション調整不足で、予選ラウンドではメキシコ相手に5対11と大敗。最後はコロンビア相手に3対2で勝利し、薄氷の準々決勝進出となった。

「そりゃあ、今月末からメジャーのレギュラーシーズンが開幕しますからね。米国人の多くは真の野球世界一決定戦はワールドシリーズという自負がある。過去のWBCに比べて多少は盛り上がっていますが、日本のようにニュースで繰り返し報道するものでもありませんよ」(米国在住ライター)

大谷が所属するエンゼルスのフィル・ネビン監督に至っては、WBC準決勝・決勝ラウンドで「大谷は投げない」と〝お漏らし〟する始末。そのことについて聞かれた栗山英樹監督が答えに窮したように、何らかの〝密約〟があるのだろう。

前出のスポーツ紙記者は

「ホント、余計なことを言うなよって感じです。あれを聞いて萎える人も出てきたのは事実」

と憤る。

野球と比較されがちなのがサッカーだ。ネット上ではWBCとサッカーW杯を比べ、ここぞとばかりにWBCにモノ申す人も多い。

彼らに言わせれば、サッカーW杯はスポーツ界最大のイベントで、動くお金もケタ違い。欧州や南米では国の威信を賭けて戦う国も多い。日本でも東京・渋谷のスクランブル交差点や大阪・道頓堀でサポーターが大盛り上がりする光景はおなじみとなっている。

だからと言って〝どちらが上か〟ということではない。競技自体が全くの別もので、文化・歴史も異なるのだから比較すること自体がナンセンスではなかろうか。

「〝野球VSサッカー〟の答えは永遠に出ない。でもお互いに白熱することはいいことだと思いますよ。WBCもW杯も〝にわかファン〟の大きな入り口となって、そこからハマっていく人がいるわけですから。

WBCはまだまだ発展途上。一過性のブームではなく、野球人気向上につなげたいところです」(テレビ局関係者)

〝開催することに意味がある〟ということか…。

  • PHOTO原 一平

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事