「正座、あぐら、おやつも禁止…」優等生だった道端ジェシカ逮捕で地に墜ちた「三姉妹ブランド」

３月20日、人気ファッションモデルの道端ジェシカが合成麻薬のMDMAを所持した疑いで警視庁に逮捕された。知人と滞在した都内のホテルで所持していたという。

道端ジェシカといえば、13歳でモデルデビューすると、一躍、人気者に。数多くのファッション誌に登場したほか、’10年には桂由美のオートクチュールコレクションのモデルとして、パリコレデビューを果たしている。

「彼女の地位を一気に高めたのが、F１レーサーだったジェンソン・バトンとの交際でしょう。特にヨーロッパでは、F１レーサーは憧れの存在で〝社交界の華〟と言っても過言ではありません。’09年には『GQ JAPAN』の表紙に２人揃って登場するなど、彼女はセレブ界の仲間入りを果たしましたね」（ファッション誌記者）

そのバトンと’14年に結婚したが、１年後には離婚。その後はモデルとして活躍するも、一時期の勢いは失いかけていた。

「ジェシカさんを筆頭に姉のカレンさん、妹・アンジェリカさんと共に、〝道端三姉妹〟としてメディアから注目されていきました。中でもパリコレモデルに抜擢され、F１レーサーとの交際など、世界的に名が知れていたジェシカさんが、姉妹の中でも最も目立っていた。つまり、彼女が売れていくことにより、姉妹は活躍の幅を広げ、芸能界での地位も上がっていきましたね」（スポーツ紙記者）

ジェシカの存在こそが、〝道端三姉妹〟としてのブランドを高めていたのは間違いないだろう。そんな三姉妹の“キーパーソン”となっていた優等生の逮捕劇は、一家に衝撃を与えている。

「道端三姉妹といえば、末妹のアンジェリカさんが、’19年10月に当時の夫と共謀して知人男性から約35万円をだまし取ったとして、恐喝容疑で警視庁に書類送検されています。その夫と離婚し、今月に別の男性との再婚したことを発表したばかりでした。

この再婚発表をきっかけに芸能活動をさらに活発化させたかったアンジェリカさんにとっては、最悪のタイミングでしょう。今回のジェシカさんの逮捕で〝三姉妹ブランド〟は地に墜ちたと言っても過言ではないでしょうね」（ワイドショー関係者）

彼女たちの母親は、娘たちをトップモデルとして育てるため、幼少期から

「座る時は正座・あぐらの禁止、バスケットボール・テニス・短距離走の禁止、ショートカットの禁止、髪を切ること禁止、おやつの禁止」

を徹底するなど、英才教育を施していたという。

そのおかげか、人気モデルの仲間入りを果たした「道端三姉妹」。だが、その前に順法精神を教えるべきだったかもしれない――。