「組織に関する投稿」を問題視…!六代目山口組の名門組織がユーチューバーになった元組員に「絶縁状」 | FRIDAYデジタル

「組織に関する投稿」を問題視…!六代目山口組の名門組織がユーチューバーになった元組員に「絶縁状」

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新横浜駅に現れた六代目山口組の司忍組長ら。ヤクザ業界もYouTubeの影響力には注目しているとされる
新横浜駅に現れた六代目山口組の司忍組長ら。ヤクザ業界もYouTubeの影響力には注目しているとされる

〈令和五年二月二十八日付を以って『絶縁』致しました〉

今年3月に出回った1枚の絶縁状が、ヤクザ業界で注目を集めている。暴力団ジャーナリストが言う。

「絶縁状を出したとされるのは、静岡県静岡市に本部を構える六代目清水一家です。六代目山口組の二次団体である清水一家は、伝説的博徒の清水次郎長を初代に持つ名門。そんな六代目清水一家が『絶縁』を通告したのは、前身である美尾組の元組員です。絶縁処分そのものはそこまで珍しいことではありませんが、その処分理由が話題を呼んでいるのです」

驚くべきことに、絶縁処分が下された背景にあるとされているのは、YouTubeなのだという。

「絶縁された元組員は、組を破門になった後にユーチューバーとして活動している人物だったのです。実際、この絶縁状には『右の者 破門中の処』と記されている。この元組員はヤクザウォッチャーの間ではよく知られたユーチューバーで、チャンネル登録者数も1万人を超える人気ぶりです。暴力団時代の自身の体験談はもちろん、時事的なニュースを解説するなど幅広い動画を投稿して好評を博していました」(同前)

破門になった後、ユーチューバーとして活動していた元組員がなぜ絶縁されてしまったのか。暴力団関係者が解説する。

「詳細は不明だが、組についてYouTubeで情報発信することが問題視されたのではないかと言われている。実際、最近のヤクザ業界ではしばしばYouTubeが議論の的になっていて、組織の内情について配信するユーチューバーを問題視する向きが確かにある。回ってくる通達文でも、特定のユーチューバーの名前を出した上で『まったくのデマである』『信じてはいけない』と訂正することが多くなってきた。『ユーチューバーと関係を持たぬように』と組員に通達している組織や、反対に特定のユーチューバーに対して『いいね』や『チャンネル登録』を率先して行うように指示を出しているところもあると聞く。対応は組織によってさまざまだが、それほどヤクザ業界もYouTubeを気にしているということだろう」

今や情報発信のメインカルチャーとなったYouTubeは、ヤクザの世界にも大きな影響を与えているようだ。

今年3月に出回った絶縁状。六代目清水一家が出したとされる
今年3月に出回った絶縁状。六代目清水一家が出したとされる
  • 写真(1枚目)濱﨑慎治

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