<p>ついに覚醒の時を迎えるのか。ＷＢＣで世界一に返り咲いた侍ジャパンフィーバーの裏で、プロ野球のオープン戦にて巨人のオコエ瑠偉（25）が獅子奮迅の活躍を見せている。</p>
<figure id="attachment_302682" aria-describedby="caption-attachment-302682" style="width: 2304px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="7485cb8f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/03/jpp044475462.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-302682" class="wp-caption-text">開幕スタメンに向けて猛アピール中のオコエ瑠偉</figcaption></figure>
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<p>昨年12月に球界初の試みとして実施された「現役ドラフト」で楽天から巨人に移籍したオコエ瑠偉。球界屈指の身体能力の持ち主でありながら、プロ入りから７年間はドラフト１位の評価に見合う結果を出せなかった。それもあってか入団時から野球のプレー以外の話題ばかりが先行。いつしか球界の〝イロモノ枠〟となっていた。</p>
<p>ところが、新天地では水を得た魚のようにスタメン獲得に向けて猛アピールを続けている。</p>
<p>キャンプ中だった２月17日の紅白戦から３月15日のソフトバンクとのオープン戦まで、実戦で13試合連続で安打をマーク。入団会見で「ここ数年はなかなか結果を出せていなかったので、楽天さんにも恩返しという気持ちを持って、ジャイアンツで結果を出してアピールしたいです」と話していたが、ここまではまさに有言実行。</p>
<p>オープン戦の成績は打率3割3分3厘、3打点、2盗塁（3月24日時点）の好成績を残し、開幕1軍どころかリードオフマンとして開幕スタメンの最有力候補に挙がっている。</p>
<p>楽天時代からのオコエの知人は、メンタルの安定が大変身の要因になっていると明かす。</p>
<p><span class="strongInContent">「ここ数年は〝環境さえ変われば自分はもっとやれる〟と言い続けていたんですが、現役ドラフトの制度が導入されたことで念願が叶ったんです。しかも地元の東京に戻り、申し分のない環境に身を置くことができたわけですから高いモチベーションを保ちながら野球に向き合えています。もともと気持ちの浮き沈みが激しくて、メンタルの状態がパフォーマンスに直結するタイプ。</span></p>
<p><span class="strongInContent">巨人はルールや規律が厳しいことで有名で、オコエも移籍が決まった直後は少しビビっていましたが、今ではすっかり馴染んで、周囲には〝楽天よりやりやすいっす〟と話しているそうです」</span></p>
<p>一方で、不安要素がないわけではない。楽天時代は長続きしない性格が成長の妨げになってきた。一度歯車が狂い始めると成績も急降下してしまうもろさが同居しているが、さらに別のリスクを懸念する声も。それは肉体の変化による故障のリスクだ。</p>
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<div data-friday-nextpage-lead="即効性がある練習が大好きだからこそ抱えるリスク"></div>
<p><span class="strongInContent">「とにかくケガの多い選手で、毎年のように体にメスを入れていた。体が大きくなりすぎていることもその理由の一つだと思います。即効性のあるトレーニングや、数字など目に見えるものには物凄く一生懸命に取り組むんです。なので、筋力アップや体重増などの肉体改造は大好き。入団時は80キロ台だった体重は ’17年ごろには100キロの大台に突入しました。</span></p>
<p><span class="strongInContent">ただ、パワーアップには成功したんですが、最大の武器だったスピードや柔軟性は確実に失いました。今でも十分に俊足と言っていい選手ですが、昔ほどの速さはありません。トップスピードに入るのも遅くなっている。にもかかわらず、体がシャープだった頃の感覚でプレーしているので怪我が多くなっているんだと思います。真の覚醒のためには体をどれだけ絞れるか。もともと太りやすい体質のようなので、食生活を含めた自己管理は不可欠です」（楽天関係者）</span></p>
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<p>２月にはメディアの取材に対して、オフ期間に102キロもあった体重を98～99キロまで減量したことを明かしているが、なぜか巨人軍公式ＨＰのオコエのプロフィールには体重90キロと記載されている。</p>
<p>楽天在籍中の ’16～ ’22年の選手名鑑も毎年90キロだった。真偽の程は置いておくとして、プロフィール通りの数字まで体重を減らせば、真の覚醒も夢ではない。〝進化〟と〝真価〟が問われる移籍１年目のシーズンがいよいよスタートする。</p>
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ついに覚醒の時を迎えるのか。ＷＢＣで世界一に返り咲いた侍ジャパンフィーバーの裏で、プロ野球のオープン戦にて巨人のオコエ瑠偉（25）が獅子奮迅の活躍を見せている。 開幕スタメンに向けて猛アピール中のオコ

巨人の水が合うのか…自己管理不足で体重激増の「オコエ瑠偉」に忍び寄る衝撃のリスク

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