”鉄オタ”殺到で大パニックかと思いきや…!「ドクターイエロー」乗車会でJRが“神対応”をしたワケ | FRIDAYデジタル

”鉄オタ”殺到で大パニックかと思いきや…!「ドクターイエロー」乗車会でJRが“神対応”をしたワケ

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

新幹線の検査用車両「ドクターイエロー」の体験乗車会が3月22・23日に東京・新大阪間で行われた。

ドクターイエローは、東海道新幹線と山陽新幹線の全区間で線路や架線等の設備の検査を行う専用車両。運行時刻が公表されておらず、いつどこを走っているかわからないことから、その鮮やかな黄色い車両をみると「幸運が訪れる」とも言われる幻の車両だ。

一般客がドクターイエローに乗ることができる体験乗車会は史上初めての試み。事前に行われた抽選では定員200名に対して100倍、2万人の応募があった。

多くの家族連れが「ドクターイエロー」を一目見ようと駆けつけた

”幻の電車”が確実に見られるとなれば、鉄道ファンが殺到して大パニックになるとの懸念もあったが、意外にも東京駅のホームの上は平和だったという。写真を撮りにきた20代男性が明かす。

「もちろんファンは沢山いましたし、ホームの上は家族連れでごった返していました。でも人に押されたり、危険を感じる瞬間はなかったです。というのも、JR東海の人たちの誘導と駅員さんの警備が見事だったんですよ。抽選に当たってドクターイエローに実際に乗車する人たちは、彼らと同じくらいの人数のJRの広報の方に守られて乗車していました。ホーム上にも駅員が沢山いて、常に声を張り上げて『押さないでください』『小さなお子さんがいますから黄色い線をこえないでください』と注意していましたね」

仕事を休んでドクターイエローを撮影しにきたという都内在住40代のカメラマンは、ホームの上でシャッターチャンスを狙ったという。

「今日の東京駅は鉄オタであふれるかと思っていたんですが、思ったよりも子供が多くて平和な雰囲気でした。JR東海の職員さんが『韓国のハロウィンの事故などもあったので雪崩が起きないように沢山人員を割いている』と話していましたよ。ドクターイエローがホームに入ってきたときは、わーっと歓声が上がって……黄色が反射してホーム全体が明るくなったのがとても綺麗でした」

男性の撮った写真では、肩車をされて電車を見る子供たちや、ドクターイエローと共に写真撮影をする家族連れなど、なんともほほえましい光景が広がっている。

駅員の誘導により、混乱することなく写真撮影を行う親子
駅員の誘導により、混乱することなく写真撮影を行う親子

北海道から来た子供連れの男性は、2歳の子供にドクターイエローを見せることができて嬉しいと話す。

「今日はこのために、仕事を休んで北海道から子供と一緒に来ました。黄色って、『幸せの黄色いハンカチ』とか、幸せを呼ぶ色じゃないですか。とても幸せな気持ちになれました。子供も大きくなったらドクターイエローに乗りたいと言っているので、夢をかなえてあげたいですね」

JR職員のみせた神対応で、安全に“幸せ”に出会えたようだ。

鉄オタ殺到で大パニックかと思いきや…!「ドクターイエロー」乗車会でJR東海職員が見せた“神対応”
鉄オタ殺到で大パニックかと思いきや…!「ドクターイエロー」乗車会でJR東海職員が見せた“神対応”
JR職員のみせた神対応で、安全に“幸せ”に出会えたようだ
JR職員のみせた神対応で、安全に“幸せ”に出会えたようだ

Photo Gallery4

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事