「実家に不法侵入者」が来たガーシー容疑者 国際手配も「逮捕の可能性ほぼゼロ」という〝日本の実力〟 | FRIDAYデジタル

「実家に不法侵入者」が来たガーシー容疑者 国際手配も「逮捕の可能性ほぼゼロ」という〝日本の実力〟

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「一生帰国しない」と宣言したガーシー容疑者(オフィシャルYouTubeチャンネルより
「一生帰国しない」と宣言したガーシー容疑者(オフィシャルYouTubeチャンネルより

綾野剛らに対して常習的な脅迫をしたとして逮捕状が出ているガーシー容疑者(本名:東谷義和)。現在もドバイにいるとみられ、日本政府はICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際手配をすることになる。

先日まで国会議員だったガーシー容疑者は一転、国際逃亡を余儀なくされる手配犯となった。

そんな中3月28日、兵庫県伊丹市にある実家のエントランスに侵入したとして、伊丹署は住居侵入の疑いで住所不定、自称ジャーナリスト、東優樹容疑者を逮捕。東容疑者は

「取材のために行った」

と容疑を一部否認しているが、ガーシー容疑者からしたらまた心配のタネが一つ増えたことだろう。

「何をしようとして実家に行ったのかわかりませんが、ガーシー容疑者の周辺取材をしたら注目を集めることができると考える者がいるということ。今回はガーシー容疑者の宿敵である警察が逮捕してくれて一安心だが、また突撃系のユーチューバーなどが遊び半分で接近する可能性もある。ガーシー容疑者は回り回って高齢の母親に負担をかけている」(スポーツ紙記者)

一方、ガーシー容疑者自身は心労が重なったのか、体調不良としてオンラインサロンの配信を休止。公式ツイッターによると30日の22時には配信を再開すると発表した。

このまま何事もなかったかのように、ドバイで配信生活を続けるのだろうか。日本の警察、または政府はICPOなどを通じて逮捕へこぎつける可能性について、海外通信社の記者は〝現実〟を指摘する。

「ICPOというのは捜査や逮捕をする機関ではなく、ガーシー容疑者がドバイにいるということを日本が通達して共有しているだけです。パスポートが失効して、国外に出ようとした場合は拘束してくれるかもしれませんが、日本の代わりにガーシー容疑者を探し出して逮捕なんてことは全くできない。

そもそもガーシー容疑者は10年滞在できる〝ゴールデンビザ〟を持っていることを明かしています。これはUAEへ多額の投資や会社設立などをしない限りありえないこと。BTS詐欺でドバイに逃げて当初アルバイトをしていたガーシー容疑者が簡単に取れるものではない。黒幕のスポンサーが存在するのではないでしょうか」

UAEには汚職で国を追われたタイのタクシン元首相や賄賂容疑のスペイン前国王フアン・カルロス1世、またはロシア政府と揉めたテレグラムの創業者パベル・ドゥロフ氏などが住んでいるとされる。母国で旅券が失効しても金さえあれば何の問題もなく滞在しつづけることができるのがドバイなのだ。

「欧州を牛耳っていた麻薬カルテルなど、どう考えても〝悪〟という人物はドバイも逮捕に踏み切るが、日本で名誉棄損程度の〝小者〟などわざわざ逮捕しないでしょう。

日本が要請しても大金持ち国家のUAEの前には影響力は皆無。ガーシー氏はドバイにいる限りは逮捕される可能性はほぼ皆無でしょう」(同・海外通信社記者)

〝一生日本に帰国しない覚悟ができた〟と宣言したガーシー容疑者。このまま逃げ続けるのだろうか……。

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