居酒屋の階段で女性２人に…韓国アイドル「公判中に３度目の強制わいせつ疑惑」被害者を告訴の逆ギレ

「起訴事実をすべて認めます。被害者とは和解に向け話を進めるつもりです」

囚人服姿で出廷した元男性アイドルは、代理人を通じてコメントを発表した。

４月３日、韓国のソウル西部地裁で開かれた強制わいせつ事件の初公判。被告となっているのは、アイドルグループ『Ｂ.Ａ.Ｐ』出身のヒムチャン（32）だ。

「ヒムチャンは超難関大学、韓国芸術総合学校の出身です。韓国の伝統音楽を得意とし、教科書でも紹介されています。料理好きとしても知られ、よくメディアでは食事を作る様子が報じられていた。日本語が堪能で、たびたびジャパンツアーを行い来日していました」（韓国紙記者）

一転して反省文を提出

日本にもファンの多い元トップアイドルは、なぜ被告として法廷に立つことになったのだろうか。

「昨年４月、ソウルの繁華街・漢南洞（ハンナムドン）の居酒屋で女性２人に無理矢理わいせつな行為を働いたとされます。外階段で女性たちの胸を触り、キスをしようとしたとか。ヒムチャンは起訴内容を認め、謝罪する方針です」（同前）

ヒムチャンが強制わいせつの罪に問われるのは、今回が初めてではない。’20年６月にも、20代の女性Ａさんにセクハラ行為をしたとして在宅起訴されているのだ。

「韓国北部の南揚州市にあるペンションで、『やめて』と拒否するＡさんの身体を触ったとされます。公判でヒムチャンは『身体的接触があったのは事実だが、強制ではなかった』と主張。自分は騙されたとし、逆にＡさんを恐喝容疑で告訴したんです。

しかし控訴審では、一転して『判決までに被害を補償します』と反省文を提出します。Ａさんはヒムチャンに厳罰を要求。今年２月には、懲役10ヵ月、50時間の性的暴力治療プログラム履修の判決が下されました」（スポーツ紙芸能担当記者）

ヒムチャンは、当該公判中の’20年10月に飲酒運転事故も起こしている。ソウル市内で酔って自身の車を運転。ガードレールに激突したのだ。さらに今回、新たな疑惑が浮上しているという。

「２度目の公判中にもかかわらず、ソウルの銀平（ウンピョン）で別の女性に性的暴行を加えた疑いが持たれているんです。事実ならば３度目の強制わいせつとなる。警察は近々、ヒムチャンを事情聴取する予定だといいます」（同前）

たび重なるスキャンダルで、社会的信用を失ってしまった元トップアイドル。次の公判は５月17日に開かれる予定だ。