テイラー・スウィフト 6年愛にピリオドも「元カレ関連楽曲」がストリーミングで急増という〝珍現象〟
米シンガーソングライター、テイラー・スウィフトと英俳優ジョー・アルウィンが6年間の交際にピリオドを打った。婚約説も流れた大型カップルの突然の破局を米エンタメ・メディアが一斉に報じている。
そうしたなか、スウィフトの楽曲のストリーミングが急増。しかもファンの関心は、アルウィン関連の楽曲に集中していると米「TMZ」が報じている。
「『Spotify Swiftie』の集計によると、スウィフトの過去のアルバムの中の数曲のストリーミングが大幅に増加。それらはすべて破局した元彼アルウィンに関連していると噂される曲で、アルウィンと交際していた期間に制作された11曲だとされています。
最も上昇率が大きいのはアルバム『ラヴァー』(’19年)の『コーネリア・ストリート』という曲で106%も増えました。その曲の中で《コーネリア通りを二度と歩けない》などの歌詞がアルウィンを暗示。実際に歌詞に出てくるニューヨークのコーネリア通りで、2人は家をシェアしていたと言われていますからね」(スポーツ紙記者)
さらに再生回数が多い曲は『ニュー・イヤーズ・デイ』、『ピース』、『デイライト』などの曲で、ストリーミング統計でそれぞれ40%、48%、58%増に跳ね上がっているという。
「アルウィンは’20年のスウィフトのアルバム『フォークロア』と『エバーモア』にウィリアム・バウリーというペンネームで数曲コラボしています。スウィフトのファンたちは、アルウィン関連の曲を聴いて2人の〝別れ〟を惜しんでいるようですね」
破局の原因について2人の関係者は
「破局は“個性の違い”が大きな原因だ」
と米誌「People」に語った。また同関係者は、
「ジョーはテイラーの名声の高さと世間からの注目度に苦労していた」
とスウィフトがスーパースターということも破局の要因の1つと付け加えている。2人は結婚について話していたが
「スウィフトは長い目で見てうまくいかないと思っていた」(別の関係者)
という。
ちなみに、ニューヨーク在住の〝スウィフティー〟と呼ばれるコアな彼女のファンたちは、2人が住んでいたと噂される家に花を供え破局を嘆いているとか。ファンを巻き込んでの破局劇は、〝さすが世界のスーパースター〟と言わざるを得ないだろう――。
文:阪本良(ライター)
東京スポーツ新聞社(文化部記者、文化社会部部長)出身。退職後、Webマガジン『PlusαToday』を始め、映画、ハリウッド情報などの記事を書く。日本映画ペンクラブ会員
PHOTO:REX/アフロ