スタメン落ち&誕生日に代打の屈辱…打率1割台と不振の巨人・丸「焦りを助長する」チームメイトの名前 | FRIDAYデジタル

スタメン落ち&誕生日に代打の屈辱…打率1割台と不振の巨人・丸「焦りを助長する」チームメイトの名前

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4月8日の広島戦でセンターフライに倒れる丸。打率は一時0割台にまで落ちた(PHOTO:共同通信社)
4月8日の広島戦でセンターフライに倒れる丸。打率は一時0割台にまで落ちた(PHOTO:共同通信社)

たった1日で最下位へ再転落となった。

4月16日の中日戦に5対7で負けた巨人は、4カード連続の負け越しで借金5。リーグ最速で10敗を喫したのだ。開幕15試合での10敗は、2リーグ制以降の球団ワースト記録である。

「不調の最大の原因は、つながらない打線でしょう。ヒットが出ても得点に結びつかず、本塁打に頼らざるを得ないのが現状です。ネックになっている選手のひとりが丸佳浩です。

中軸を打つ岡本和真や中田翔が3割前後の打率を維持しているのに、丸は1割台と低迷。15日の試合では複数安打をマークしましたが、それでも打率は.154(4月17日現在)です。坂本勇人の不調ばかりがクローズアップされていますが、丸の調子が上がらないことも巨人の劣勢の大きな原因と言えます」(球団関係者)

今年が5年契約の最終年という焦り

丸は4月9日の広島戦でスタメン落ち。11日の阪神戦では、34歳の誕生日にもかかわらず代打を告げられる屈辱を味わった。深刻な不振には、本人の考え方も影響しているようだ。

「丸はマジメで責任感が強い選手です。結果が出ないと『なんとかしなければ』と気持ちが空回りし、不振が長引く傾向があります。’21年にも25打席連続無安打のスランプを経験。同年は、初めてケガ以外の理由で二軍落ちしました。

丸は巨人で毎年打率2割台後半、25本前後のホームランを記録しています。ただ4億円を超える年俸を考えると、求められるハードルは高い。リーグ3連覇を牽引し、広島時代に残した打率3割、40本近い本塁打という圧倒的な打力と比べると物足りなさを感じるのは事実です。今年が巨人との5年契約最終年ということもあり、焦りを感じているのかもしれません」(スポーツ紙担当記者)

丸の焦りを助長していると思われる選手がいる。

「楽天から現役ドラフトで加入したオコエ瑠偉です。昨年の一軍出場はわずか6試合で引退も考えたそうですが、巨人に来てからはノビノビとプレーしています。『人生を変えよう』と首脳陣へ必死のアピール。4月11日の阪神戦では5年ぶりに猛打賞を記録し、お立ち台で『すごい選手ばかりで毎日が楽しい』と笑顔を見せました。

オコエの活躍により、丸は危機感を増しているかもしれません。同じ外野手でライバルでもありますから。オコエの他にも、梶谷隆幸、ブリンソン、広島から移籍した長野久義、二軍から上がってきたウォーカーなど競争相手が多い。丸に実績があるとはいえ、このまま不振が続けばレギュラーを奪われる可能性があるんです」(同前)

原辰徳監督は丸を使い続けているが、ガマンにも限界があるだろう。悠長に復調を待ってはいられないようだ。

  • PHOTO共同通信社

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