『めざまし8』古市憲寿が岸田首相爆弾犯へ「山上被告をヒーロー視」報道に統一教会ジャーナリスト反論 | FRIDAYデジタル

『めざまし8』古市憲寿が岸田首相爆弾犯へ「山上被告をヒーロー視」報道に統一教会ジャーナリスト反論

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『めざまし8』での発言が炎上している古市氏だが…
『めざまし8』での発言が炎上している古市氏だが…

「一部で山上被告をヒーロー視するような報道があって……」
「第2の事件につながってしまったんじゃないか」

4月17日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)内で、コメンテイターで社会学者の古市憲寿氏が、15日に和歌山市で岸田総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件について言及。そのコメントした内容が物議を醸している。

古市氏は安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也被告を例に上記のように、山上被告をヒーロー視する報道が、今回の事件を引き起こした可能性があると持論を話した。

しかしこれに対し、旧統一教会の問題を20年以上にわたり取材しているジャーナリストの鈴木エイト氏は自身のツイッターで古市氏の発言を引用したうえで

《そんな報道、見たことないが》

と投稿した。

「確かにツイッターや記事のコメント欄では山上被告を英雄視するようなものはあると思います。しかしそれは一部の一般人の声であり、報道機関があのようなテロ行為で人を殺害した人物を‶英雄視〟することなどありえないでしょう。

留置場に寄付が集まったり差し入れが大量に届いたりという報道はありましたが、それは事実であって英雄視しているわけではない」(ワイドショー関係者)

確かにテレビという公共性のあるメディアで山上被告を英雄視など考えづらいだろう。しかしそれに近いことが皮肉にも『めざまし8』で放送されていた可能性がある。

ヤフーニュースにも掲載されている『NEW‘S VISION』が今年1月12日配信した

《『めざまし8』山上徹也容疑者をめぐって‶英雄視〟報道に視聴者から疑問の声「こんなの倫理的にアウト」「番組もおかしい」》

という記事によると1月11日の放送では

《番組側はSNS上で「やっぱり山上徹也は英雄でしたね。山上徹也がしたことは正しかった」などと投稿した人物にも取材を行い、「山上容疑者が英雄なのは、たくさんの宗教被害者を救ったからです」との回答を紹介。ネット上で山上容疑者の“減刑”を求める署名活動に1万人越えの賛同が集まっていると伝えた。》

と山上被告をヒーロー視する‶事象〟を紹介していたという。この放送に批判が殺到したというのだ。

今回の‶爆発物事件〟で現行犯逮捕された兵庫県川西市に住む木村隆二容疑者は現時点では黙秘を続けており動機は不明だ。

「本当に岸田首相に向かって投げたのかも不明ですし、現時点では威力業務妨害容疑で逮捕しただけです。今後容疑が固まり次第、爆発物所持や製造、殺人未遂などで再逮捕していく可能性はあります。自宅からは火薬などは見つかりましたが、宗教や政治的思想を思わせる証拠は出てきていないため、動機の解明が急務でしょう」(全国紙記者)

司会の谷原章介の発言や、三浦瑠麗氏の出演自粛など何かと放送内容が話題にあがる『めざまし8』。それだけエッジの効いた出演者や内容が注目度の高さに比例しているのかもしれない……。

  • PHOTO足立 百合

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