〝ヘルメット無し〟自転車でケガも…滝川クリステルが見せた政治家の妻としての「危機管理能力」

4月18日発売の『フラッシュ』に、衆議院議員・小泉進次郎氏と妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルさんのツーショットが掲載されました。

高級住宅街でベビーカーを押す小泉氏と寄り添うクリステルさん。ベージュ色のコートとパーカー姿という“夫婦お揃いコーデ”という仲睦まじさです。

そんなクリステルさんですが、最近アクシデントに見舞われました。お子さんを乗せていた自転車で転倒し、ケガをしてしまったのです。

「滝川さんといえば、4月5日にインスタグラムを更新し、〝ママチャリ〟で転倒し、目元を10数針縫うケガを負ったことを公表しました。

4月1日から施行された改正道交法で努力義務となった〝ヘルメット着用〟をしていなかったことも明かし、ヘルメットの重要性を訴えていましたね」（女性誌記者）

インスタグラムには、眼帯姿やケガをした痛々しい目元の写真も掲載。ヘルメットは購入していたそうですが、事故の日はたまたま着用を忘れてしまったとか。自身の体験を踏まえ、ヘルメット着用の大切さを訴えています。

電動自転車はかなり重いです。子どもを乗せてバランスを崩すと、転倒してしまうことも。実際に私も子どもが幼いとき、ヒヤッとしたことは何度かありました。

そんなクリステルさんのインスタを見て感じたことは、危機管理能力の高さです。今回のケガ報告には2つのポイントがあると思います。

① 4月1日以降、努力義務であるヘルメットを着用していなかったこと

② クリステルさんが政治家・小泉進次郎さんの妻であるということ

です。

自転車に乗っていれば、クリステルさんのような事故とケガは、誰にでも起こりうることです。しかし、彼女はヘルメットを着用していませんでした。

もしこれを週刊誌などのメディアが報じていたら。あるいは、〝ノーヘル〟（ヘルメット無し）での事故の模様がＳＮＳなどで拡散していたら……。

罰則の無い努力義務とはいえ、法律を作る国会議員の妻という立場から、大きなバッシングになっていた可能性は高いです。しかし、クリステルさんはそのマイナス要素を自ら告白し、自身のケガを見せることで、炎上危機を〝ヘルメット着用〟の啓蒙という形にすることができました。

その手際の良さから、ネットの一部では

「ヘルメット着用を推進するための政治的宣伝活動だ」

という“陰謀論”まで出ているほど。〝ノーヘル〟だったことを咎めるような声はほとんど聞こえてきません。

思えばクリステルさんは〝斜め45度の女神〟というニックネームが付くほど、7年間も夜のニュース番組の“顔”でした。だからこそ、報道の怖さというものを十分に分かっているのでしょう。そんな彼女の危機管理能力の高さを見せつけられた一件でした……。