「選挙でも大敗!」立花孝志氏〝終焉〟の足音 か…「禁断の果実」ガーシー容疑者に手を出した〝ツケ〟 | FRIDAYデジタル

「選挙でも大敗!」立花孝志氏〝終焉〟の足音 か…「禁断の果実」ガーシー容疑者に手を出した〝ツケ〟

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統一地方選では惨敗したNHK党。立花孝志氏の存在感は著しく低下しているが……
統一地方選では惨敗したNHK党。立花孝志氏の存在感は著しく低下しているが……

すべてはガーシーから始まった――。

泥沼の内紛を続けている旧NHK党の立花孝志と『政治家女子48党』の大津綾香氏。ガーシー容疑者(本名:東谷義和)の議員除名処分の責任を取り、立花氏がNHK党代表を辞任。

後継に大津氏を指名し、政党名も『政治家女子48党』に変更した。立花氏にとって大津氏は〝子飼い〟で、自身は代表退任後も院政を敷けると目論んでいたが……。

「大津氏が党の運営資金を調べたところ、怪しい点が続出。彼女は弁護士とともに第三者委員を設置し、不透明なカネの流れを調べると宣言した。

これに焦った立花氏が再び『代表権を返せ』となった。要は内紛劇です」(ワイドショー関係者)

立花氏はかねて

「調べられても何も困らない」

と豪語しているというが、関係者によると

「党の金を財布代わりに使っているような取引が散見される。法に抵触するかはグレーだが、支払先などが表に出れば有権者から更なる反発を招くことは必至」

という。

4月23日に投開票があった統一地方選では、政治団体・NHK党と政治家女子48党は大惨敗を喫した。

東京・目黒区議選に立候補した大津氏は落選。大津氏は初出馬となった9日投開票の神奈川県知事選にも落選している。幹事長の黒川氏はツイッターで

《N党の現職の全てが落選(本日開票の人) 政治家女子48党の立候補者のほぼ全てが落選》

と報告。続けて

《非常に厳しい情勢でした。この落選の責任のほぼ全ては立花孝志にあります》

《年収3000万円を取った立花、17億円を溶かして、大量落選 奴に責任を取らせる》

と、厳しい言葉で立花氏を追及した。

最終結果では。両党から候補者計82人が出馬したが、当選者はわずか4人。一部メディアによると、立花氏は当初30人ほどの当選を見込んでいたという。

さすがに有権者もバカではないということか。

メディアを使った〝空中戦〟のような選挙活動にほとほとうんざりしていたというのが本音だろう。最たる例はガーシー容疑者だ。

ユーチューブ上で著名人の暴露ネタを連発し話題となり、立花氏は昨夏参院選の目玉として擁立に動いた。その際

《政党助成金から3億円の報酬を払う》

と約束していたと同氏は悪びれることなく語っている。政党助成金は元をたどれば我々の血税から捻出されている。

それでもガーシー容疑者が政治家として〝仕事〟をすれば良かった。しかし、案の定逮捕を恐れて日本には1度も帰国せず、たまにオンラインで省庁とやりとりするだけだった。

「オンライン会議の内容もひどかった。得意のトーク術でごまかしていたが、本人も『勉強不足』と認めていた」(全国紙政治担当者)

ついには国会に1度も登院していないことが問題視され、ガーシー容疑者は何もしないまま議員の身分をはく奪された。その後どうなったかは説明するまでもないだろう。

「統一地方選を取材してみてわかったのは、NHK党や政女党に嫌悪感を抱いている人がむちゃくちゃ多かったということ。

とりわけガーシー容疑者の一件に対する不信感は大きいですね。早い話が、ガーシーという〝禁断の果実〟に手を出した立花氏の戦略ミスですよ」(スポーツ紙記者)

この先の選挙でもNHK党、政治家女子48党の苦戦は必至。いつも強気な立花氏もさすがにショックを受けていることは間違いない。

当初、統一地方選後の24日にも黒川氏と公開討論するはずだったが、直前でキャンセル。別の予定が入ったためというが、黒川氏は

「逃げたんだろうね。メンタルが崩壊している。お家騒動と資金ショートの上に、選挙でボロ負けが乗っかって党として無いも同然の状態。1ミリも反論できないんで、出てこれなかったんだ」

と糾弾した。立花氏を知る関係者は

「資金繰りに奔走している。このままでは億単位の負債を抱えることになりますからね。立花氏はかねて『双極性障害』であることを公表していますが、本当に感情の浮き沈みが激しい。

調子の良い時は、親しい記者に電話して今後のプランを一気にまくし立てることもしばしば。反対に落ち込んでいる時は音信不通や、メールの返信も力ない。ネガティブ思考になり、どうにもならない時がある」

と明かす。立花氏の資金の流れをめぐっては、捜査当局も関心を示しているという情報もある。

ガーシー容疑者から始まった〝立花劇場〟の終わりが近づいている――。

  • PHOTOつのだよしお/アフロ

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