「SMAP再結集」キーマンは明石家さんまより『ダウンタウン』松本人志&浜田雅功という流れ
SMAPファンが大いに盛り上がっている――。
元SMAPの中居正広とダウンタウン・松本人志が司会を務める新レギュラー番組『まつもとtoなかい』(フジテレビ系)。4月30日にスタートする番組の初回ゲストに、中居と同じく元SMAPのメンバーだった香取慎吾が登場することが発表されたからだ。
「中居さんと香取さんが番組で共演するのは、実に6年ぶり。番組の公式ツイッターによれば、2199日ぶりだそうです。
つまり、’16年末に解散。翌’17年9月に香取さんほか、草彅剛さん、稲垣吾郎さんの『新しい地図』がジャニーズから独立して以来の共演になるわけです」(女性誌記者)
ちなみに中居も’20年に独立。木村拓哉だけが現在もジャニーズ事務所に所属している。
そんな中、松本と元SMAPメンバーとの絡みが活発化しているのだ――。
21日放送『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に稲垣が出演。元メンバーとの共演について聞かれると、
「ちょっと会ってみたいというのはあるよね。ばったりエレベーターで会っちゃうとか」
と再会に含みを持たせる回答。そこで松本は誰について言っているのかとツッコむと、
「最近、仕事してないの木村さんと中居さんなんで」
と稲垣が照れくさそうに話したのが印象的だった。
「まあ、稲垣さんにあそこまで深く聞けるのは、芸能界でも松本さんくらいじゃないですかね。それくらい、SMAPの解散についてはタブー視されており、おいそれと触れられる話じゃない。そこを聞き出せたのは、中居さんと盟友関係にあり、事情を深く知っている松本さんだったからでしょうね」(ワイドショー関係者)
そんなやりとりにネット上では
《木村さん中居さんって 吾郎さんの口から聞けたのうれしい》
《いつか、中居さんや木村さんと番組で共演している姿がまた見たいです》
と、大きな反響を呼んだ。
突如として解散したレジェンドグループの再結成を望む声は、今もって衰えない。そんな彼らのファンが〝仲立ち〟を期待した一人に明石家さんまがいる。
「さんまさんといえば、SMAP解散前から交流が深いタレントとして有名です。解散後は木村さんとの共演が多く、自ら番組で〝オレ、木村派や〟と宣言したほどですからね」(女性誌記者)
さんまは、現在放送中の木村主演ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)のオープニングシーンでも警官役で登場。また、彼が企画・プロデュースしたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』では、声優に木村の長女であるCocomiを抜擢するなど、木村本人だけでなく家族ぐるみの関係であることも有名だ。
「それが’22年7月にさんまさんが司会を務める音楽番組『第11回明石家紅白!』(NHK)に香取さんが出演。その年の10月には今度は『新しい地図』のメンバーがMCの『ワルイコあつまれ 秋の大感謝祭スペシャル』(NHK Eテレ)にさんまさんが出演したのです。
解散後に疎遠になっていたメンバーと急速に距離が縮まったことで、ファンたちはSMAPメンバー再集結に向け、さんまさんへの期待が一気に高まったのです」(女性誌記者)
だが、いまだにSMAPのメンバーがそろうことはかなわずじまい。そんな中、今度は松本の番組に立て続けに『新しい地図』のメンバーが出演。ついに中居と香取との共演も実現する運びとなった。
「今回の件で松本さんが注目されていますが、忘れてはいけないのは実は相方の浜田雅功さん。浜田さんと木村さんはプライベートでゴルフに行くなどの間柄なんです。つまり、ファンの間ではさんまさんよりもダウンタウンに、SMAP再結集への後押しを期待しているんです」(スポーツ紙記者)
もちろん、今やメンバーは立場がそれぞれ違うだけに、再結集はそう簡単な話ではない。だが、ダウンタウンが後ろ盾となれば、その可能性も広がってくるという。
「さんまさんも芸能界の超大物であることは間違いありません。ですが、現在の吉本興業の経営陣は大崎洋会長や岡本昭彦社長を含め、ダウンタウンの活躍とともにのし上がってきた人たちです。つまり、松本さんの意向が〝会社の意向〟になりますからね……」
と話すのはある芸能プロ関係者だ。
「その吉本は今、バラエティーだけでなく、『JO1』『INI』などの男性アイドルも絶好調。しかも、映像制作会社なども持ち、’25年に開催される大阪万博での中心企業の1つになるなど、行政との連携も強固なものを持っています。
つまり、現在の芸能界で最もパワーのあるプロダクションと言っても過言ではない。その事務所の名実ともにトップに立つダウンタウンがSMAP再結集を後押しすれば、他の芸能プロやテレビ局も協力せざるを得ない。それくらい大きな力がウラで動くということですよ」(同・芸能プロ関係者)
芸能界で大きな存在感を示してきたダウンタウンとSMAP。そろって同じ舞台に立つ日は、もしかしたらそう遠くないのかもしれない――。