「カネに困ってるなら立ちんぼしなよ」…ホスト「森のくまさん」が「常連女性に勧めた」わいせつ行為 | FRIDAYデジタル

「カネに困ってるなら立ちんぼしなよ」…ホスト「森のくまさん」が「常連女性に勧めた」わいせつ行為

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逮捕された「森のくまさん」(写真は加工しています)
逮捕された「森のくまさん」(写真は加工しています)

日本最大の繁華街、新宿・歌舞伎町にある大久保公園周辺には毎晩20~30人の女性が立っている。街を歩く男性と売春目的の交渉する「立ちんぼ」だ。

4月27日、警視庁保安課は女性客に「立ちんぼ」をするよう指示したとして20 代のホストクラブ従業員Aを売春防止法違反の疑いで逮捕した。Aは「売り上げや指名本数を増やすためにそそのかした」と犯行を認める。売春の教晙で摘発されるケースは60年ぶりだという。

「事件は4月10日、女性客Bが売春容疑により大久保公園近くで現行犯逮捕されたことで発覚しました。Bへの事情聴取から、Aが『カネに困ってるなら立ちんぼしてみなよ』と勧めていたことが判明。Bは今年2月から、ほぼ毎日のように大久保公園周辺に長い時には8時間ほど立ち、4~5人の男性を相手にしていたようです。

Aは、歌舞伎町のホストクラブに『森のくまさん』という源氏名で勤務していました。Bは今年に入ってからAが務めるホストクラブに通い始め、常に20万円ほどのツケがあったとされます。Bは『立ちんぼ』で稼いだカネの8割をAに渡していたそうです」(全国紙社会部記者)

〈立ちんぼが主流だよ〉

常連女性に「立ちんぼ」を指示していたA(写真は一部加工しています)
常連女性に「立ちんぼ」を指示していたA(写真は一部加工しています)

警察が公表したAとBのSNS上のやりとりは、以下のような趣旨だったという。

〈生活費に困っているなら立ちんぼしてみなよ。立ちんぼで稼いだら店でも会えるし(ツケを)返済できる〉

〈立ちんぼに行けばいいの?〉

〈立ちんぼが主流だよ、こっち(歌舞伎町)は。大久保公園に行ったら女性が並んでいるから待ち合わせしているふりして一緒に立っていたらいいよ〉

警視庁は大久保公園周辺の売春目的の「立ちんぼ」を問題視している。’18年から昨年までに摘発した「立ちんぼ」は240人。そのうち8割以上の201人が大久保公園近くで捕まっているのだ。昨年1年間で51人。今年も4月までで18人と、前年を上回るペースで増えている。

「公園周辺で『立ちんぼ』するため、女性たちはネット上で『交縁女子』と呼ばれています。大半が20代以下の若い女性で、中には10代の未成年の少女もいるようです。相場は1万5000円から2万円。交渉が成立すると、歌舞伎町のホテルでわいせつな行為をすることになります。

売春の目的の多くが、Bのようなホストクラブへの支払いや男性地下アイドルへの資金稼ぎです。新型コロナウイルスにより仕事を失い、生活に困っている女性もいるとか。客は30代以上の中年男性が多数。相手が18歳未満の少女である場合を除き売春防止法の罰則がないため、安易な気持ちで女性に話しかけているケースが目立ちます。中には動画撮影して、『立ちんぼ公園』の様子を配信する人間もいるんです」(同前)

その後Aは釈放されれた。警察は以前から「立ちんぼ」の摘発をしていたが、今後はAのように売春をそそのかす男性の取り締まりにも力をそそぐという。

新宿区にある大久保公園
新宿区にある大久保公園
新宿区にある大久保公園
新宿区にある大久保公園
新宿区にある大久保公園
新宿区にある大久保公園
  • PHOTO蓮尾真司

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