〈3Aでも自信を取り戻すのは難しい〉…防御率10点台の藤浪晋太郎「獲得が噂される」意外な球団 | FRIDAYデジタル

〈3Aでも自信を取り戻すのは難しい〉…防御率10点台の藤浪晋太郎「獲得が噂される」意外な球団

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
グラウンドで浮かない表情が多くなった藤浪(PHOTO:AP/アフロ)
グラウンドで浮かない表情が多くなった藤浪(PHOTO:AP/アフロ)

〈2Aまで落ちるだろう。このままだと3Aでも自信を取り戻すのは難しい〉

DeNA元監督のアレックス・ラミレス氏は自身のユーチューブチャンネル『ラミちゃんねる』でこう話し、アスレチックスの藤浪晋太郎(29)が先発を続ければ未来は明るくないと予想していた。

だがリリーフに配置転換されても、藤浪は結果を残せない。4月29日(日本時間)のレッズ戦で、中継ぎとして2試合目のマウンドに上がったが1回0/3を投げ2失点。被安打2、与四球3と乱れ、防御率は13.00まで落ちた(成績は5月1日現在、以下同)。

「阪神時代から続く制球難が、まったく改善されていません。29日のレッズ戦では、2イニング目に入ると先頭打者から3連続四球。暴投と適時打で1アウトも取れずノックアウトされました。与四死球は19と、投げたイニング(18)を上回っているんです。

直球は160km前後を記録していますがストライクが入らないので、スプリットでカウントを稼ごうとするケースが目立ちます。変化球を狙われ、四球でランナーを溜めては痛打をくらう。安打性の打球を打たれるハードヒット率は、メジャーでもワーストクラスです。毎試合『一人相撲』をされては、首脳陣も頭を抱えるしかないでしょう」(スポーツ紙担当記者)

チームは5勝22敗のダントツ最下位

アスレチックスのコッツェイ監督は「(藤浪が)先発に戻れないとは言わない」としながらも、「短期間はこの方向で評価する」と語っている。先発では4試合で4敗。中継ぎでも乱調が続けば、冒頭のラミレス氏の言葉どおりマイナー行きが現実となるだろう。

「年俸4億円超で獲得したとはいえ、アスレチックスが藤浪に中継ぎとして与える機会はそう多くないでしょう。チームは6勝23敗と、ア・リーグ西地区でダントツの最下位。ただでさえ首脳陣への風当たりが強いのに、低迷する藤浪をこのまま使い続ければファンの不満は爆発しかねませんから」(同前)

マイナー落ちとなれば、単年契約の藤浪がモチベーションをガタ落ちさせるかもしれない。制球力もままならい現状では、獲得に動くメジャー球団もないだろう。早くも来季「日本への出戻り」の可能性があるのだ。動向に注目すると噂される球団がある。

「新庄剛志監督ひきいる日本ハムです。’21年12月に球団OBの岩本勉氏のユーチューブチャンネルに出演した際、新庄監督はこう話していました。〈欲しい選手が1人います。阪神(当時)の藤浪君。オレのところに来たら化けるよ〉。

人気チームの阪神や注目度の高いメジャーと違い、日ハムなら周囲を気にせずのびのびプレーできるでしょう。藤浪の制球難は、プラスに考えれば打者が的を絞りづらい荒れ球。細かいことを言わず思い切り投げられれば、かえって大きな武器になると思います」(球団関係者)

夢のメジャーへの挑戦を果たした藤浪だが、早くも大きな壁にブチ当たっている。復活へのトビラは徐々に狭まっているようだ。

  • PHOTOAP/アフロ

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事