「隠し子報道」バッドボーイズ・佐田正樹「アッサリ白状」に違和感のウラにある妻を待つ〝残酷な現実〟
お笑いコンビ『バッドボーイズ』佐田正樹の〝隠し子不倫〟が波紋を広げている――。
発端は5月1日配信の「文春オンライン」。佐田が妻以外の30代女性・A子さんと不倫関係にあり、子どももいると報じた。2人の関係は7年以上にのぼり、佐田はA子さんを地元に連れて帰るなど、周囲では公然の秘密だったという。
文春記者の直撃取材を受けた佐田はAさんとの不倫を認め、子どもについても〝ひと呼吸〟置いた上で今年2月に生まれたことを明かした。子どもは認知しているという。
佐田は文春に取材されなければ
「男として奥さんを傷つけないために墓場まで持っていく覚悟を決めました」
と語り、当初は隠し通すつもりだったという。今後については妻とAさん
「両方支えていきたい」
と述べ、金銭的な部分でケジメをつけることも示した。
その後、自身のユーチューブチャンネルでも白いTシャツに身を包み
「私にはお付き合いしている女性がいました。そして、その方との間に認知している子供がいます」
と報告。記事を受け、妻や妻の家族に謝罪したといい
「私が妻に与えた傷は計り知れず、決して謝って許されるものではありません」
と反省の弁を述べた。今後については、妻と話し合いをしている段階だという。
高校の同級生だった妻とは交際11年を経て、‘07年4月にTBS系バラエティー番組『スイッチ!』で公開プロポーズ。暴走族総長からお笑い芸人として成功するまでの間、妻は佐田を支えてきた。2人の間に子どもはいないという。
一部では男らしく事実関係を認めた佐田を評価する声もあるが、〝糟糠の妻〟に対する仕打ちにブーイングが殺到。ネット上では
《男を見せたからって許されることではない》
《奥さんが不憫でならない》
といった意見が多く寄せられている。
そんななか、気になる部分もある。ワイドショー関係者の話。
「〝墓場まで持っていく話〟をあっさり白状しすぎなんですよね。不倫はともかく、隠し子については、取材を受けたシチュエーションからして、言い逃れできたように思うんですよ」(ワイドショー関係者)
直撃取材を受けた当日、佐田はAさんの自宅前に車を停め、Aさんと子どもをピックアップ。向かった先は都内のショッピングモールで、そこで佐田の知人男性と合流。子ども含む計4人で館内を回り、買い物を終えると4人で車に乗り込み帰路へ。途中、知人男性だけが車を降りたという。スポーツ紙記者が首をかしげる。
「Aさんのマンションに足しげく通う佐田さんの姿は撮られているので、不倫に関しては厳しいですが、子どもについては『知人男性の子どもです』など、いくらでも言い訳はできたように思いますね。
〝隠すことは男らしくない〟という佐田さんの性格かもしれませんが、〝墓場まで持っていく〟と言いながら、あっさり認めている点に違和感を禁じ得ません」
現在、〝ボール〟を持っているのは佐田でもAさんでもなく、妻だ。佐田が「現在話し合いの最中」というように、妻が今後どういう決断を下すかで、登場人物全員の人生が変わってくる。前出のスポーツ紙記者は
「悪い言い方かもしれませんが、いまの状況は奥さんからしたら『私が身を引けば、2人と子どもが幸せになる』といった構図です。あまりにも残酷すぎます」
と指摘する。だからこそ、あっさり〝完オチ〟した佐田に違和感があるという。実は複雑な背景があるのかもしれない――。
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