「五輪＆万博」めぐり布袋寅泰が元メンバーとツイッターでケンカ勃発→削除の〝ロックじゃない顛末〟

‘88年に解散するも、いまだ根強いファンが多い伝説のロックバンド『BOØWY（ボウイ）』。ボーカルの氷室京介をはじめ、ギターの布袋寅泰などはカリスマ的な存在だ。

そんな中、５月３日に布袋が元ドラムの高橋まことのツイッターでの投稿に噛みつき、ネット上でファンらをざわつかせた。

きっかけは4月29日に、‘25年に開催される大阪・関西万博のチケット料金の値上げの報道に対して、一般ユーザーが投稿した

《今から、失敗が見えている もうこの国に『五輪』も『博覧会』もいらない 衰退国家日本、中抜き国家日本》

というツイートだ。高橋はこれを引用した上で

《もうこの三流国日本には五輪も万博も要らねえよ。たかだか半年のくだらん祭りなんざ願い下げ。誰が儲かって誰が大変な思いをするのがもう既に皆んな知ってんだぜ。もう昭和じゃねえんだ》

と持論を投稿。このやりとりに対し布袋がさらに

《何も知らずに言うこと言うな。》

と高橋に対して直接返信したのだ。

「確かに東京オリパラでは元電通マンや、AOKI、KADOKAWAなど一流企業を巻き込む〝大規模汚職〟が発覚したのは報道の通りです。さらに派遣大手のパソナが会場スタッフの派遣を独占契約し、内部資料では１日20～30万円という人件費をもらっておきながら、パソナのスタッフ募集のＨＰでは、時給1650円で掲載していた。

中抜き率が〝驚異の９割〟ということで大問題になった。高橋さんはこういった特定の利権構造に苦言を呈したのでしょう。しかし布袋さんは東京五輪の開会式でパフォーマンスをした張本人。自分の栄光を汚されたようで黙っていられなかったのでは……」（ワイドショー関係者）

元BOØWYのやりとりにファンたちは

《布袋さんかっこいい》

《布袋さんはどんな裏を知っているのか教えて》

《同意です。五輪、万博はもうウンザリ。》

《アスリートが目指す舞台は奪ってほしくない》

などという様々な角度からの意見が見受けられる。

しかし布袋はこの後〝苦言ツイート〟を削除した。するとツイッターでは

《削除したんですか？ それってロックですか？》

《削除した理由は？カッコわるい》

などと不満を募らせる一般ユーザーもいるようだ。

オリパラや万博など、メディアでも大きく取り上げられる上、海外からも渡航客が増えるので盛り上がることは事実だが、一方で特定の誰かが不正に莫大な利益を享受することもよくある話。世間の意見は真っ二つに分かれている。

それにしても、なぜ布袋はツイートを削除してしまったのだろうか……。