天皇陛下「最後の国会」は立ち見が出るほどの盛り上がり | FRIDAYデジタル

天皇陛下「最後の国会」は立ち見が出るほどの盛り上がり

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国会開会式で「おことば」を読み上げられた後、議場に一礼。この後退出した
国会開会式で「おことば」を読み上げられた後、議場に一礼。この後退出した

1月28日、参院本会議場の2階席は、立ち見の”見学者”で溢れかえっていた。

「国会の開会式は、衆参の議員が毎回参院本会議場に集まって行われることになっています。なぜなら開会式に臨席する天皇の玉座は、前身である貴族院の伝統を引き継いだ参議院にしか設置されていないからです。しかも開会式は一般傍聴が許されていない。”平成最後の開会のおことば”を聞けるのは国会議員だけの特権とあって、ふだんは儀式を欠席しがちな衆院議員が参院本会議場の傍聴席へと押しかけたんです」(全国紙政治部記者)

今後も4月30日の退位にむけて、今上天皇の「さよなら公務」が続く。どのような行事が予定されているのか。皇室ジャーナリスト・神田秀一氏が言う。

「2月24日の御在位30周年記念式典(東京・国立劇場)や、4月18日の伊勢神宮行幸啓などのご公務があります。移動の際に国民の姿があれば、車の窓を開けてお手を振られるでしょう。また、例年4月初旬に皇居周辺でお忍びのお花見を楽しまれます。内閣からの書類が大量に到着する火・金は署名捺印のためお出にならない。月、水、木のいずれか早朝にお出ましになるかもしれません」

皇室に対し、一層注目が集まりそうだ。

  • 撮影鬼怒川毅

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