ストーカー男「自宅に6回侵入」のキアヌ・リーブス〝ニセの通報〟で駆け付けた警官に見せた「神対応」
知人女性の安否を心配して無事かどうか調査を依頼する通報があり、ロス市警の警官が指定されたロサンゼルスの家に駆け付けると、なんとキアヌ・リーブスが出てきて警官を驚かせたという。
その時キアヌは警官に〝神対応〟をみせたという。米サイト『TMZ』が報じている。
警察によると、通報した人物は、27歳の女性の友人と連絡が取れなくなり彼女のことを心配して健康状態を確認するよう要請したという。友人女性の生年月日や彼女が乗っていた車の種類まで具体的に話していたそうだ。
警察が自宅について正面玄関のドアをノックして
「誰かいますか?」
と言うと
「うーん、私です……キアヌです」
と答え、キアヌ本人が出てきて警官を驚かせたとか。そこはキアヌの自宅で、通報した人が住所を間違えたのか、いたずらだったと気が付いたという。
警察はキアヌに、訪れた目的や経緯を話したが、キアヌは問題の女性について全く知らず、そうした女性と一緒に住んでいないと警官に語ったとのこと。通報者が知っていた友人女性の住所が間違っていたのか、それともいたずらだったのかは不明だが、キアヌは警官にとても優しく、気さくで、その〝神対応〟ぶりは評判通りの「いい人」だったそうだ。
キアヌといえば今年1月に、ストーカーの男が6回にわたって自宅に不法侵入する騒動があった。男はキアヌとの血縁関係を証明しようとしていたが全く無関係だという。
キアヌの弁護士は、キアヌとパートナーのアーティスト、アレクサンドラ・グラントをストーカーから守るために、一時的な接近禁止令を求めて提訴し裁判所に認められた。
「キアヌのパートナーのアレクサンドラさんは、絵画、ドローイング、彫刻、ビデオ、その他のメディアを通して、言語と書かれたテキストを考察するアメリカのビジュアルアーティスト。現在はロサンゼルスを拠点に活動しています」(女性誌記者)
一方で、キアヌ主演のヒットシリーズ第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が3月24日(現地時間)、全米で公開され大ヒットを記録し人気健在ぶりを見せた。米興行サイト『Box Office Mojo』によると、同作は全米3855館で上映され、初週3日間の週末興行収入が7381万7950ドル(約97億9859万円 )を記録して初登場でトップに。同作は公開7週目の先週末の興行収入でも5位で、累計1億8005万6266ドル(約243億760万円)を記録している。日本では9月に公開される。
キアヌは
「すばらしい出来だ! キャラクターが素晴らしい、最高のアクションシークエンスもあり凄い映画体験ができると思う。ヌンチャクとドライブのトレーニングの甲斐があったよ!」
とシリーズへの熱い思いのたけをコメント。来日に関しては
「行ける事を願っているよ!」
と語っているという。
- 文:阪本良
- PHOTO:Backgrid/アフロ