森喜朗と岸田が意味深耳打ち…安倍派政治資金パーティの「異様な写真」 | FRIDAYデジタル

森喜朗と岸田が意味深耳打ち…安倍派政治資金パーティの「異様な写真」

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エントランスでパーティー出席者を出迎える清和会議員(写真・鬼怒川毅)
エントランスでパーティー出席者を出迎える清和会議員(PHOTO:鬼怒川毅)

これが最大派閥の、ド迫力――。

5月16日、都内にあるホテル宴会場のエントランスにズラリと並んで「花道」を作るのは、自民党の最大派閥・清和会(安倍派)に所属する議員の面々。開かれていたのは清和会の政治資金パーティで、参加した後援者を議員総出で出迎えていたのだ。

「今年の政治資金パーティの音頭を取ったのは塩谷立(しおのやりゅう、73)衆院議員です。安倍晋三元首相(享年67)亡き後、清和会会長代理として派閥をまとめ、今回は壇上で代表挨拶を務めました。清和会は萩生田光一政調会長(59)や西村康稔経済産業大臣(60)ら次の総理の座を狙う大物議員がひしめき、水面化で覇権争いを繰り広げている。今回のパーティはそうした議員が牽制し合う場でもありました。

昨年、二階派と対立して安倍派に『鞍替え』した片山さつき(64)や、今年4月に山口2区補選で当選した安倍元首相の甥・岸信千代(31)ら初参加の議員も多かった」(全国紙政治部記者)

会には約3000人が出席。毎年、5月中頃に各派閥の政治資金パーティーが開かれるが、今年はG7広島サミット前ということもあってか厳戒態勢。麻生太郎副総裁(82)や公明党の山口那津男代表(70)ら「大物ゲスト」は、議員の作る花道ではなく裏口からSPを従えて入場した。

パーティーには岸田文雄首相(65)に加え、かつての清和会の領袖、森喜朗元首相(85)の姿も。首相を辞して20年が経つ今も威光を放つ森を見るや、岸田は側に駆け寄り、何やら耳打ち。二人が交わした会話とはーー。

森元首相と耳打ちする岸田首相(写真・鬼怒川毅)
森元首相に耳打ちする岸田首相(写真・鬼怒川毅)

「岸田首相との会話がキッカケになったのかはわかりませんが、森元首相はパーティーを途中退席しました。『失言王』で知られる森元首相ですが、今年3月の自民党参院議員政治資金パーティーでも、’09年総選挙の経験を引き合いに出して『女性相手というのは嫌だ』と発言したことで物議を醸しました。党関係者からは『森さんが挨拶しなくてよかった』と安堵の声があったとか」(前出・記者)

サミット直前の「危機管理」だったのだろうか。

(文中一部敬称略)

  • 写真鬼怒川毅

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