ひたすら重いキムタクドラマ『教場』で唯一の”和み”?堀田真由の人気が爆上がりなワケ | FRIDAYデジタル

ひたすら重いキムタクドラマ『教場』で唯一の”和み”?堀田真由の人気が爆上がりなワケ

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振り向いて背後を睨みつけるシーンを、何度も繰り返す堀田
振り向いて背後を睨みつけるシーンを、何度も繰り返す堀田

GW前のとある朝、横浜にある神奈川県警察本部前で『風間公親ー教場0ー』のロケが行われていた。時折、強風が吹く中、スタッフが用意した風よけの布の内側に入り、カメラの前にスタンバイしていたのは堀田真由(25)だ。

カメラが回ると、おそらく通勤シーンなのだろう、白のライトダウンに白のスカート、さらに白いトートバッグを提げた堀田はルンルンとご機嫌な様子で歩道を歩いていく。すると突然、後ろに嫌な気配を感じたのだろうか、立ち止まって後ろを振り向く。後方には黒ずくめの不審な男が立っている。堀田はムッとした表情でしばらく男を睨んでいたが、再び歩き出すーというシーンだった。

カットがかかると堀田は駆け寄って来たスタッフとしばらく真剣に話している。そしてそのシーンの撮影はその後も数テイク続いたのだった。

風よけなのか、黒い布に覆われながら、演技に臨む
風よけなのか、黒い布に覆われながら、演技に臨む

主演の木村拓哉(50)をはじめ、新垣結衣(34)、北村匠海(25)などの豪華キャストで4月期のドラマでは1番の注目作品だった『教場0』。だが、フタを開けてみると視聴率は初回の12.1%をピークにほぼ右肩下がりで、第6話以降は8%台にまで落ち、苦戦が伝えられている。そんな中で堀田真由の人気がここへきて爆上がりだという。

「キムタク演じる風間が新米刑事たちをパワハラ気味に追い詰めるという、作品全体のトーンがあまりに暗過ぎて視聴者が離れていると言われるなかで、堀田演じる伊上幸葉が唯一『和ませてくれる』という声が多いのです」(テレビ誌関係者)

伊上幸葉は風間の指導官室に勤務する事務員。風間の性格はよく把握しており、新米刑事たちの愚痴を聞くだけでなくアドバイスのようなことを言ったり、たまには毒も吐いたりするという、ちょっとクセのある女性だ。事件の捜査にはほとんど関係ないわりに、この作品の中ではとても印象に残るキャラクターなのだ。

風の強い日だったが、強風をモノともせずに演技をしていた
風の強い日だったが、強風をモノともせずに演技をしていた

「堀田は’15年に『テミスの求刑』(WOWOW)で女優デビュー。’17年の朝NHKドラ『わろてんか』でヒロイン・葵わかなの妹役で注目され、その後も数々のドラマに出演してきました。しかし、’20年に務めた『ゼクシィ』のCMガールのように清楚で親しみやすいイメージではあるものの、際立った存在感はなかった。

ところが最近はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での北条義時の妻・比奈役で、芯の強さや情の深さを感じさせました。また『大奥』(NHK)の徳川家光役では一見、気性の激しい暴君ながらその実は心に深い傷を負った孤独な女性という難役を見事に演じ切り、その表現力は誰もが知ることとなりました。今、業界で最も人気のある女優の1人なのです」(同関係者)

業界で人気があるのは、実力があるからだけではない。

「あんなにキレイなビジュアルなのに、焼き肉が好きでハラミとビールは欠かせないと言ったり、地酒が好きで4~5合はいけそうな気がすると公言するような親しみやすさがあるんです。そして『「堀田真由と仕事をしてよかった」って思われたいというのは、私のモットーみたいなものなんです』と雑誌のインタビューで語っていたように、現場にいる全員が楽しく仕事ができるようにと、常に周囲への気配りを欠かさないところもある。ロケ現場を貸してくれた人に、自ら走ってお礼を言いに行ったりするところなど、とにかく彼女と一緒の現場で仕事をした人は皆、好きになってしまうらしい」(女性誌関係者)

9月には主演映画『バカ塗りの娘』の公開も控えている堀田。今年は大きく飛躍する年になるのかもしれない。

ハードなドラマの中で、堀田の存在感は一種の清涼剤か…
ハードなドラマの中で、堀田の存在感は一種の清涼剤か…
  • 撮影近藤裕介

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