【韓国】〈５ｍ助走しパンチマシーンのように〉ナンパ断られた男「女性ボコボコ」犯行後の戦慄行動

〈一緒に遊ぼうよ〉

〈私には夫がいるのでダメです〉

韓国ソウルの繁華街で、男たちがコンビニの前に立っていた女性をナンパする。女性は結婚していることを理由に拒否。男たちは執拗に誘ったが、再度拒絶されると逆ギレし罵詈雑言を浴びせかけ突然彼女に殴りかかった――。

５月22日、ソウル江南警察署は傷害の疑いで20代男性Ａ氏の拘束令状を申請した。警察によると、５月７日午前３時前、ソウルの繁華街・狎鴎亭洞（アックジョンドン）で20代女性Ｂさんの顔面を殴り重傷を負わせたという。

「５月19日に放送された韓国の放送局『ＳＢＳ』の番組では、取材を受けたＢさんの話や当時の監視カメラ映像が紹介されました。カメラには、Ｂさんにしつこく絡むＡ氏ら男性３人の姿が映っています。彼女が強く拒否するとＡ氏の態度が豹変。Ｂさんによると〈５ｍほど助走しフルスイングで殴りかかってきた〉そうです。まるで〈パンチマシーンのよう〉だったとか。

全力で殴られたＢさんは、吹き飛ばされるように地面に倒れます。Ｂさんは〈短時間だったが気を失った〉と話しました。彼女は顔面の複数の骨が折れて砕け、形も変形してしまいます。全治１ヵ月半の重傷を負い、心にも大きなダメージを受けたため精神科の治療も受けているそうです」（韓国紙記者）

議論となったタバコの吸い殻

Ｂさんは演劇映画科の出身で、女優を目指しているという。顔面が変形するほど殴られ、心身に受けたショックは計り知れない。

「ネット上にはＢさんが吸っていたタバコの吸い殻を投げつけたことが、Ａ氏を激高させた理由ではないかという意見がありました。確かに防犯カメラには、Ｂさんが吸い殻を投げる姿が映っています。しかしＢさんは、出演した番組で〈加害者に投げたのではなく道端に捨てただけだ〉と明確に否定しています」（同前）

驚くべきは、犯行後のＡ氏らの行動だ。

「現場から逃走したＡ氏らは、何事もなかったようにソウル市内の居酒屋に入り、明け方まで酒を飲んでいたそうです。Ａ氏側は警察に、トラブルは冤罪だという主張をしているといいます」（同前）

ナンパを断られたことで逆ギレ……。Ｂさんの主張が本当なら、Ａ氏は俳優志望の女性の未来を閉ざしかねない横暴を働いたことになる。