胸の前で「萌えマーク」&愛犬抱いてテレビ出演…韓国ファーストレディ「活動活発化も」節度ないと批判
韓国・尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の金建希(キム・ゴンヒ)夫人(50)が、「配偶者活動」を活発化させている。
・5月23日、「K観光協力団」発足式に出席。世界の人々に同国の魅力を知ってもらうため「韓国訪問の年」委員会名誉委員長に就任した。
・5月28日、放送局『SBS』のバラエティ番組『TV動物農場』へ出演。自身の愛犬を抱いて〈ペットたちの里親になってほしい〉と訴える。
・5月29日、来韓した太平洋諸国の首脳夫人たちをソウル市内の名刹や国立中央博物館へ招き親交を深める――。
大満足の「広島スペシャル」

5月21日まで広島で行われた、先進7ヵ国首脳会議(G7)での金夫人の言動も記憶に新しいところだろう。
「金夫人が岸田文雄首相夫妻と対面で会うのは、G7で3回目でした。金夫人は『岸田首相夫妻の故郷である広島を訪問できたのは大変意義深い』と述べています。岸田首相の妻・裕子夫人も、5月上旬に訪韓した際に金夫人が広島風お好み焼きに興味を示したことを覚えていた。
G7最終日の21日に生エビやイカの入った『広島スペシャル』で、金夫人とのお好み焼き昼食会を開催します。裕子夫人みずから『うどんとそば、どっちにします?』とシェアして金夫人をもてなしました。昼食会は1時間を超え、金夫人も大満足だったようです」(全国紙国際部記者)
国内外で注目される金夫人の行動。一方で反発の声もある。
「多忙な尹大統領の代わりに、金夫人が様々なイベントに出席するのは大半の韓国国民が賛成でしょう。尹大統領への支持を維持する、一助となっているのも確かです。しかし、一部の行動がファーストレディとしての節度を逸脱しているのではという声もあります。
23日の『K観光協力団』発足式では、胸の前で『萌えマーク』のようなハート型を手で作ってアピール。28日のテレビ出演には、そもそもバラエティ番組に出る必要があったのかという疑問が出ています。動物愛護運動は大切な活動ですが、自身のペットで訴えるのはいかがかと……」(韓国紙記者)
尹政権発足当初から、才色兼備のファーストレディとして一挙手一投足が賛否の的となっている金夫人。彼女も、そうした世の中の興味を理解したうえで行動しているのだろう。


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